宵闇 せまれば
悩みは はてなし
みだるる 心に
うつるは 誰(た)が影
君恋し
唇 あせねど
涙は あふれて
今宵も 更(ふ)け行く
唄声 すぎゆき
足音 ひびけど
いずこに たずねん
こころの 面影(おもかげ)
君恋し
想いは みだれて
苦しき 幾夜(いくよ)を
誰(た)がため 忍ばん
君恋し
唇 あせねど
涙は あふれて
今宵も 更け行く
今宵も 更け行く……
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黄昏の空は美しき今日の果てうつろいの瞬間(とき)がこの胸を惑わせる愛しさにためらえば切なさが残るだけ孔雀の羽根のように情熱的に心を開いて孔雀の羽根のように私のす
恋も4年 過ぎれば話す言葉 とぎれてあんなに 愛し合った日々さえ 幻のようあなたの 淋し気な瞳(め)の中に 誰かいるしぐさの裏に 潜む秘密を打ち明けないで どう
白い便箋に右上がりの文字何度も 何度もしたためて……口には出せない思いを晴らすのあなたが まだ 愛しい窓から射し込む月明かり青いインクよ一途さが目にしみる100