木村弓
あたらしい時 – 木村弓
あたらしい時が満ちる
壊れかけて見える願いのなか
はじまりの時が満ちる
高らかな産声 上げながら
目には見えない 林檎の実
静かに落ちる朝
なつかしいあなたのなかの
あたらしいあなたに今日出会う
あたらしい風に出会う
昨日と変わらぬ景色に立ち
あたらしい歌に出会う
約束の扉が 今ひらく
流れ止まない河よ行け
すべてを引き受けて
なつかしい私の中の
あたらしい私に ほら出会う
金色のいのちに 今 出会う
あたらしい時が満ちる
壊れかけて見える願いのなか
はじまりの時が満ちる
高らかな産声 上げながら
目には見えない 林檎の実
静かに落ちる朝
なつかしいあなたのなかの
あたらしいあなたに今日出会う
あたらしい風に出会う
昨日と変わらぬ景色に立ち
あたらしい歌に出会う
約束の扉が 今ひらく
流れ止まない河よ行け
すべてを引き受けて
なつかしい私の中の
あたらしい私に ほら出会う
金色のいのちに 今 出会う
なぜ海は青くて 雲は流れるのなぜ川は謳うの 梢は踊るのつきない問いかけは はるか昔からてのひらの 小さな地球(ほし)に恋をしているせいゆっくりと歩くのは いとし
青空に線を引くひこうき雲の白さはずっとどこまでも ずっと続いてく明日を知ってたみたい胸で浅く息をしてた熱い頬 さました風も おぼえてる未来の前にすくむ手足は静か
Somewhere, a voice calls, in the depths of my heartMay I always be dreaming, the
花びらひらひら みんなの上に風に揺られて くるくるまわるくるるるまわるよ 花びら踊るみんなもくるるる まわるよ踊るまわるよ踊るよ 風にのって花びら散る散る みん
銀のしずく ふるふるまわりに金のしずく ふるふるまわりにふるふる金のしずくのまわりにふるふる銀のしずくのまわりに金と銀とは、銀と金とは、メビウスの輪になって 果
たまりや たまりや おったまりそりゃ ぬけろや ぬけろや ねずみさん大きく 小さく そりゃ 大きくなれたまりや たまりや おったまりそりゃ ぬけろや ぬけろや
'Mid pleasures and palaces tho'we may roam,Be it ever so humble, there's no plac
露の草原はだしでゆけば、足があおあお染まるよな。草のにおいもうつるよな。草になるまであるいてゆけば、私のかおはうつくしい、花になって、咲くだろう。花になって、咲
つぼみがほどけるたびにまたひとつ 夢が実る花びら 風にそよぐたび未来が あふれだす訪れる朝は見えない天使の腕で海風の港町抱きしめてくれる子どもたちの足元に小さな
呼んでいる 胸のどこか奥でいつも心躍る 夢を見たいかなしみは 数えきれないけれどその向こうできっと あなたに会える繰り返すあやまちの そのたび ひとはただ青い空
青空を 浮雲を水面に あやしながらたゆとうて まどろんで目覚めたまま 夢見てる欲しいものは もうなくて吹く風のままに 揺れるとき花はただ まなざしになるうつして