木村弓
伝言 – 木村弓
なぜ海は青くて 雲は流れるの
なぜ川は謳うの 梢は踊るの
つきない問いかけは はるか昔から
てのひらの 小さな地球(ほし)に恋をしているせい
ゆっくりと歩くのは いとしいから
途切れない歌のように 響いていたいから
なぜ空は蒼いの 風はささやくの
なぜ花はこぼれるの ふたたび ひらくの
時と所を越えて 意味さえも越えて
まなざしは ただ注がれる 砂のひとつぶにさえ
七色の虹はまた 消えるけれど
私たち みんな尽きぬ夢の生きもの
なぜ海は青くて 雲は流れるの
なぜ川は謳うの 梢は踊るの
つきない問いかけは はるか昔から
てのひらの 小さな地球(ほし)に恋をしているせい
ゆっくりと歩くのは いとしいから
途切れない歌のように 響いていたいから
なぜ空は蒼いの 風はささやくの
なぜ花はこぼれるの ふたたび ひらくの
時と所を越えて 意味さえも越えて
まなざしは ただ注がれる 砂のひとつぶにさえ
七色の虹はまた 消えるけれど
私たち みんな尽きぬ夢の生きもの
青空に線を引くひこうき雲の白さはずっとどこまでも ずっと続いてく明日を知ってたみたい胸で浅く息をしてた熱い頬 さました風も おぼえてる未来の前にすくむ手足は静か
Somewhere, a voice calls, in the depths of my heartMay I always be dreaming, the
あたらしい時が満ちる壊れかけて見える願いのなかはじまりの時が満ちる高らかな産声 上げながら目には見えない 林檎の実静かに落ちる朝なつかしいあなたのなかのあたらし
花びらひらひら みんなの上に風に揺られて くるくるまわるくるるるまわるよ 花びら踊るみんなもくるるる まわるよ踊るまわるよ踊るよ 風にのって花びら散る散る みん
銀のしずく ふるふるまわりに金のしずく ふるふるまわりにふるふる金のしずくのまわりにふるふる銀のしずくのまわりに金と銀とは、銀と金とは、メビウスの輪になって 果
たまりや たまりや おったまりそりゃ ぬけろや ぬけろや ねずみさん大きく 小さく そりゃ 大きくなれたまりや たまりや おったまりそりゃ ぬけろや ぬけろや
'Mid pleasures and palaces tho'we may roam,Be it ever so humble, there's no plac
露の草原はだしでゆけば、足があおあお染まるよな。草のにおいもうつるよな。草になるまであるいてゆけば、私のかおはうつくしい、花になって、咲くだろう。花になって、咲
つぼみがほどけるたびにまたひとつ 夢が実る花びら 風にそよぐたび未来が あふれだす訪れる朝は見えない天使の腕で海風の港町抱きしめてくれる子どもたちの足元に小さな
呼んでいる 胸のどこか奥でいつも心躍る 夢を見たいかなしみは 数えきれないけれどその向こうできっと あなたに会える繰り返すあやまちの そのたび ひとはただ青い空
青空を 浮雲を水面に あやしながらたゆとうて まどろんで目覚めたまま 夢見てる欲しいものは もうなくて吹く風のままに 揺れるとき花はただ まなざしになるうつして