男一代 大きな夢を
抱いて乗り出す 北海出船
腕はすじがね 舟なら新木
出船だぞ 出船だぞ
怒濤逆巻く おとこの出船
西は凪でも 千島の沖は
波が牙むく 爪をとぐ
ここでひるんじゃ 男がすたる
出船だぞ 出船だぞ
吠える黒潮 おとこの出船
命知らずが 命をかけて
揚げてみせるぜ 大漁幟
女乗せない 荒くれ船さ
出船だぞ 出船だぞ
意気が自慢の おとこの出船
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エーさては一座の皆様へチョイト出ました 私くしは お見掛け通りの若輩でヨォーホーイ ホイ (エンヤコラセー ドッコイセ)まかり出ました未熟者 御気に召す様にゃ読
ハァードッコイ年の始めの 出初め式四十八組 揃い組ソーレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ捩じり鉢巻き 若い衆男火消しの 山車がゆく華のお江戸の
ハァー春のはじめに この家旦那様は七福神のお供して コラ俵つみに参った今日は 娘の 嫁入りと庭の 小梅も ほころびを見せて くれたは 祝うため花嫁 すがたが 良
世間の海へ 明日(あした)から一人で船出を するおまえ人生荒波 暗い海なんの負けずに 乗り越えろ無事を祈って ゝ 照らしつづける母灯台よ心配かけた 我が子ほど愛
ハードッコイ ドッコイ ドッコイナ ドッコイ ドッコイ ドッコイナ上州自慢は 数々あれど(ハッ)江戸の昔の お話ですが(ヨッ)ちょいと 気になる 塩原太助(ハッ
エーさては一座の皆様へ 一寸出ました私もお見かけ通りの悪声で ヨーホーホーイホイハーイヤコラセー ドッコイセー罷り出ました未熟者 お気に召すよにゃ読めないけれど
あなた愛して 生きるときめたそんな ふたりを 引き離すお腹に ややこが いるのです運命(さだめ)を うらんでも うらんでも生まれて 来る子に 罪はない『この子は
雨は降る降る じんばはぬれる越すに越されぬ 田原坂明日の日本を 創るため丸に十(じゅ)の字の 藩旗をかかげ薩摩隼人が 打って出る同胞(はらから)たちを まきこん
(お囃子)ドウカイドウカイ(口上)九州 火の国 熊本に これぞ 馬追い 若い衆 イヤサ神幸行列 随兵と歴史 受けつぐ 馬追でこれから 始まる 秋まつり朝から 晩
色々あったね おまえさん本当にここまで よくきたわ遊びぐせ耐え切れず 風呂敷抱いて夜道で泣いた 日もあった飲んで下さい 情けの酒を今ではみんな 今ではみんな 遠
(セリフ)昭和二十年四月七日午後二時二十五分、戦艦「大和」が海の藻屑と消えました。後は特攻隊の体当たりしか無かったのでしょうかッ。花は色よく 知覧の海に行かせと
好きになっては いけない恋にはげしく燃える はげしく燃える 冬の花あんな男と 云うのはやめて親の情に そむいてもいのち 一すじ今、この恋に 燃やしたい悪いひとだ
(セリフ)今日は 九州男児のお披露目ばい怒濤さかまく 玄海灘は男みがいた 心の故郷さ波が時化ても 怖くはないがほれた女の 笑顔に弱いそれが男さ 九州育ちの男じゃ
瀬戸内 海はョー朝日に 輝く 海原 にらむこれぞ 師清 男の 勇姿能島 来島 因島… 俺の海ここは 瀬戸内… 時代は戦国その名はアアンア… 村上水軍ぞ瀬戸内 海
(セリフ)この世で一番悲しいことは親との別れではないでしょうか返れないけれど もう一度昔に戻りたいと思う時がありますどんなに貧しくても昔の方があったかさがありま
指をまるめて 世間を見れば猫にこび売る 子ねずみばかり見栄が七分で 生きてくよりも誠三分を 抱いてゆけ風に散ろうと 名を残す華があっての 男の 男の 男の 男の
風の竜飛に 夕日が落ちてあんた恋しと ゴメが哭く墨絵ぼかしの 津軽の海はやがて漁り火 船がゆくハァ~ 沖が時化たらョーハァ~ 火照った 躰が せつないよあんたと
風の噂を伝便り、年齢七つの幼子が母さん恋しや父恋し、雪の函館後にしてひもじさ、こらえて来たとゆう女盛りのを どてらにかくし女傑一代 修羅の道好きで選んだ 人生で
荒れる嵐に まがり坂なんどこの道 行き止まりおまえの支えで すくわれた夕日がきれいな 風の丘やっぱり いっしょが ええな ええな若い頃には 倖せがすぐに来る気が
もたれ掛かるか いと柳川面にうかぶ うたかたさえも身を寄せあって 流れてゆくわ肌を合わせた あの人に甘えて 尽し すねてもみたいおんな盛りの 夢化粧春というのに