歌川二三子

  • 人生坂 – 歌川二三子

    足で踏まれて 育つ麦いつか芽が出る 花も咲く二人で荷物 背負いながら辛抱してくれ 夫婦道夢に…夢に夢に向かって 歩きたいのぼり下りの 人生坂 苦労苦の字を 越えてゆく人は一人じゃ 生きられぬお前と俺の 助け合い海原山坂 乗り越えて夢に…夢に夢に向かって 歩きたいのぼり下りの 人生坂 七つ転んで 八つで起き三歩進めば 二歩下がれ泣きたい時は 泣けばいい涙があるから 笑いもあるさ夢に…夢に夢に向かって…

  • おまえが出番 – 歌川二三子

    がまんをするのがサー 人生だこの山越えたら なんとかなるさ身内と思った あいつが敵で敵だと思った あいつが味方苦しい時こそ 真実(まこと)が見える元気だせ 元気だせ おまえが出番だぜ 暗闇地獄にね 火を点(とも)せ愛情灯りで 行先照らす口先上手じゃ 仕事は出来ぬ額に汗して 頑張りなされ苦しい時こそ 真実が見える元気だせ 元気だせ おまえが出番だぜ はじけた夢なんか 忘れろよ裸で生まれて 来たんじゃ…

  • 花影の母 – 歌川二三子

    妻という名を 捨てても恋に生きてゆきたい 人だったこんな母さん 許しておくれ棘(とげ)をさすよな 世間の目より純なこの子の 純なこの子の 目が怖い 誰れの力も 借りずにこの子育てますわと 云ったけど可愛いそうなは 片親育ちただの一度も 父(とう)さんの手に抱いてもらえず 抱いてもらえず 寂しかろ 沈む夕陽を 追いかけるよな恋にひとすじ 燃え尽きたこれでいいのか 間違いなのかきっとこの子も わかって…

  • 夢化粧 – 歌川二三子

    もたれ掛かるか いと柳川面にうかぶ うたかたさえも身を寄せあって 流れてゆくわ肌を合わせた あの人に甘えて 尽し すねてもみたいおんな盛りの 夢化粧 春というのに 雪が舞う泪も凍る この寒ぞらにどんな夢みて眠ればいいのこんな夜には あの人のほほえむ顔や爪かむ癖を想い出しては 未練酒 命かけます この恋に世間の他人はゆるしはせぬが切れちゃいやです 絆の糸よ忘れられない あの人のたよれる胸で やすらぎ…

  • いっしょがええなあ – 歌川二三子

    荒れる嵐に まがり坂なんどこの道 行き止まりおまえの支えで すくわれた夕日がきれいな 風の丘やっぱり いっしょが ええな ええな 若い頃には 倖せがすぐに来る気が したものさ今では時間を ゆっくりと心にきざんで 歩きたいやっぱり いっしょが ええな ええな 今の俺には 何よりも君の笑顔が 宝ものやさしさぬくもり ありがとう二人で手を取り 夫婦道やっぱり いっしょが ええな ええな (台詞)永い事 …

  • 女傑−島村ギン物語− – 歌川二三子

    風の噂を伝便り、年齢七つの幼子が母さん恋しや父恋し、雪の函館後にしてひもじさ、こらえて来たとゆう 女盛りのを どてらにかくし女傑一代 修羅の道好きで選んだ 人生ではないが筋を通さぬ 奴もいる (セリフ)そりゃ世間じゃ、どてら婆さんとか、女やくざとか噂しちょる事はよう知っちょるばいばってんあてんと様に、恥じる事は何もしちょらんとよこげん女が、ひとりぐらい、おっても 罰ちゃあたらんばい 馬鹿じゃなれな…

  • 北冬挽歌 – 歌川二三子

    風の竜飛に 夕日が落ちてあんた恋しと ゴメが哭く墨絵ぼかしの 津軽の海はやがて漁り火 船がゆくハァ~ 沖が時化たらョーハァ~ 火照った 躰が せつないよあんたと唄った あいや節寝床に響いて ひとり泣く ひとり泣く せめてあんたの 飲む酒だけは肌で温めて やりたいさのぼり列車の 呼ぶ声聞けば飛んで行きたい 雪の中ハァ~ おんな盛りにゃョーハァ~ ひと冬 我慢が 侘しいよあんたが出かせぎ 行ったあと私…

  • 華があっての人生さ – 歌川二三子

    指をまるめて 世間を見れば猫にこび売る 子ねずみばかり見栄が七分で 生きてくよりも誠三分を 抱いてゆけ風に散ろうと 名を残す華があっての 男の 男の 男の 男の人生さ 胸にかくした 男の夢を咲かす散らすも 女の器量銭の無いのは 心の裏に秘めて笑顔で 惚れ通す愛の一輪 かんざしに華があっての 女の 女の 女の 女の人生さ 高い山ほど 谷間は深いころげ落ちたら またはいあがれ渡る憂き世は 切り紙細工涙…

  • 父娘鷹 (台詞入り) – 歌川二三子

    (セリフ)この世で一番悲しいことは親との別れではないでしょうか返れないけれど もう一度昔に戻りたいと思う時がありますどんなに貧しくても昔の方があったかさがありました 凩の哭き笛 身に沁む夜は雪のふる里 越後が恋し土産話しは いつの日できる飛んで帰って 詫びたいけれど父親は故郷の父親は故郷の 墓の中 父の手をひき 山道越えて何度通った 村から村へ泣いて一節 笑って三節遠い涙の 幼い日々が今はなつかし…

  • おとこの出船 – 歌川二三子

    男一代 大きな夢を抱いて乗り出す 北海出船腕はすじがね 舟なら新木出船だぞ 出船だぞ怒濤逆巻く おとこの出船 西は凪でも 千島の沖は波が牙むく 爪をとぐここでひるんじゃ 男がすたる出船だぞ 出船だぞ吠える黒潮 おとこの出船 命知らずが 命をかけて揚げてみせるぜ 大漁幟女乗せない 荒くれ船さ出船だぞ 出船だぞ意気が自慢の おとこの出船 人気の新着歌詞 河内 – 歌川二三子 エーさては一座…

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