約束は 約束は
自分の胸にすればいい
木槿の花が咲くころに
あいつと帰ろう
あの故郷へ 街を後に
夜が明ける 陽が昇る
また 夜になる
修羅の月日の
空耳か
誰かが歌う 子守歌
約束は 約束は
口に出さないひとりごと
ガラスを叩く 雨の音
あいつと聞いてる
命 乾いて 街にまみれ
陽が沈む 目をつぶる
また 朝が来る
夜の東京 けもの道
路地の向うに 虹の橋
心をはかる 秤はない
花が散る 葉が落ちる
また 春が来る
地獄 抜ければ 陽炎に
逃げ水 揺れる ベイシティー
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消しちゃいけない その灯を消すなそれでなくても 辛い夜濡れたまンまの お前の顔がせめて名残りさ 抱いて行こ(セリフ)憎いなあ 運命(うんめい)って奴は……泥んこ
冷たい雨の 街角で俺を待つやら いつまでも馬鹿な奴だと 言ってはみたが胸に沁み込む 切なさを叩きつけたい じれったさ真底ほれて ほれぬいた俺の気持ちにゃ うそは
馬鹿(ばか)を 馬鹿を承知の この稼業(かぎょう)赤い夕陽(ゆうひ)に 背を向けて無理に笑った 渡り鳥その名も網走(あばしり)番外地きらり きらり流れた ひとつ
ともる灯に 横顔見せて俺はひとりで 街を行く女心は 知るまいと言った あの娘のあの娘の 別れの言葉無理に作った ポーカー・フェイスじっと耐えた 胸のなかせめて祈
やると言ったら どこまでも廻れ右など ごめんだぜ男一匹 生命(いのち)をかけて俺が選んだ この道だどこではてよと 悔いはない止めてくれるな 無駄なことしょせん女
じゃまな奴なら 払って通るそれが俺らの 性分さ長いものには 巻かれろと聞いたせりふが 泣かせるぜ胸に沁み込む 泪のぬくみとかく女は 苦手だよ霧にしょんぼり 消え
遠賀土手行きゃ 雁がなく喧嘩ばくちに 明けくれてゴンゾ稼業と 呼ばれていても胸にいだいた 夢ひとつ
男なら 男なら未練のこすな 昔の夢にもとをただせば 裸じゃないか度胸ひとつで 押してゆけ男なら やってみな男なら 男なら七つころんで 八つで起きる思い直せば 愉
逢ったら別れが 来るものさそいつが波止場の 運命だよ海の男は 薄情者とうらんでくれるな 鴎どりうらんでくれるな 鴎どり待ちなと行ったら うそになる俺らの行く先ァ
オロロン オロロン オロロンバイネンネン ネンネン ネンネンバイ意見無用と世間をすねたバカな男の身にしみる故郷(くに)のおっかさんの子守唄オロロン オロロン オ
暗い酒場の 片隅でそっと寄せ合う 肩と肩別れたくない 別れにゃならぬ未練たらしい この俺を陰でだれかが 笑うだろこんなしがない 男には恋は柄でも ないものさ泣い
野暮は言うなよ このままこれで逢えぬはずなど あるものか泣いちゃいけない ないちゃいけない一足先に 海を渡れと 言うことさ好いていりゃこそ 男の俺もこんな身なり
暗い夜ふけの 窓べにすがり星もない空 泣き泣き呼んだ村の小径で 遊んだころは十七、八の まだ俺ァがきだったこんな冷たい 世間と知らずどこではぐれた 裏町ぐらし夢
生まれも育ちも 別々だけど死ぬときゃいっしょと 言ったじゃないか俺とお前の 握るこの手をふたつに 切ろと男の誓いは 鉄よりかたい隅田の夜風を 素肌に受けて流れに
見ろよ この写真 おふくろの若い頃さお前に 似てるだろう一度 会わせたかったぜ肩で息する 南の街に今日も激しい 雨が降る行かないぜ 心配するなどこへも 行かない
義理と人情を 秤にかけりゃ義理が重たい 男の世界幼なじみの 観音様にゃ俺の心は お見通し背中(せな)で吠えてる 唐獅子牡丹親の意見を 承知ですねて曲がりくねった
「人が心に思うことは誰も止めることはできない…」この街には 不似合いな時代おくれの この酒場に今夜もやってくるのはちょっと疲れた男達風の寒さを しのばせた背広姿
捨てたつもりの影法師崩れ落ちそなカーサの道を歩く背中に風が吹く誰も知らない旅人の誰も知らない物語聞いてくれるかドーモの鐘よ知らん、知らんと鳴るばかり消えた月日は