Helsinki Lambda Club
lipstick – Helsinki Lambda Club
ドラッグストアで出会った君は 白い肌に レモンの匂い
いつまでも一緒にいたいね そんなことは よくある話
三週目のlipstick ポケットに入れて消えた
三週目のlipstick ポケットに入れて消えた
なくしてしまうよな あると思ってしまうよな
不器用なくせにいつだって 二つ返事 時はすでに
夏が来たら君のことは ほんの少し どうでもよくなる
八週目のlipstick 口に当てて折れた
八週目のlipstick 強く当てて折れた
いつもうまくいかないな 渇いてしまうよな
目配せして 帰った道 祭りの後 国道沿い
湿った指 草の匂い 今になって 甦って
切れたボタンは ほっといて 語った夢 忘れたフリ
言葉の意味 隠した嘘 夜が近い
三週目のlipstick ポケットに入れて消えた
八週目のlipstick 口に当てて折れた
なくしてしまうよな 渇いてしまうよな
髪を切っていたんだな 気付いてなかったな