黒沢明とロス・プリモス

  • 小さなお店をもちました – 黒沢明とロス・プリモス

    ご無沙汰しました 三年ぶりねペンをもつ手が 震えています震えていますこのたび 横浜関内に小さなお店を もちました昔のよしみに おすがりします 力になって いただきたいの昔の彼とも 手をきりましたひとりぼっちで 出直しました出直しました三十女の 意地かけたお店の名前は 「出船」です あなたの好みに 合いそうな娘をみつけてひとり 入れときました死ぬほど泣いたら 泣かなくなるわほめて下さい よくやったね…

  • 誘蛾燈 – 黒沢明とロス・プリモス

    銀座のおつとめも 何年たつかしらあの頃わたしは まだヘルプママに紹介されてあの日あなたを知ったあゝ ひとめだけでいつか恋していたわ羽根をつけた 虫はあなたわたし誘い火ね誰も彼も 誘蛾燈につらい昔を 灼くのよ 銀座もすこしづつ 変わってゆくみたいだまされ上手に 泣き上手並木通りは今日もバラと涙にくれてあゝ 夜に生きるよわい女の街よ羽根をつけた 虫はあなたわたし誘い火ね誰も彼も 誘蛾燈に荒れたいのちを…

  • 東京ロマン – 黒沢明とロス・プリモス

    夜霧に咲いてる花が いろどるような涙でえがいた恋の 悲しみのようなこの街赤坂に 一人来て想うのはあなただけ 短い恋の日の忘れられない心の 赤坂ロマン 夜更けて木蔭が青い 原宿の街いつしか誘われてきた ロマンの街よ思い出なつかしく 別れても幸福のあの頃は きれいに残るのよなぜかあなたがいそうな 原宿ロマン あなたとよく来た銀座の スナック・バーはいつもと変らぬ恋の ムードに濡れるよけれどもわたしだけ…

  • 逢い初めの夜 – 黒沢明とロス・プリモス

    あなたのどこが 好きなのと私は私に きいてみた目じゃないわ 耳じゃないわいじわるな あなたの 口じゃないわあなたのからだの 半分がわたしのような 気がするだけよ わたしのどこが 好きなのとあなたの小指に きいてみた手じゃないさ 髪じゃないさお白粉のついてる 顔もきらいさおまえのからだの 半分が自分のような 気がするだけさ はじめて逢った 人なのにあなたにいのちを 感じるのいま何時 ここはどこよそん…

  • ぬれて横浜 – 黒沢明とロス・プリモス

    淋しさを淋しさを お酒でうすめ待てば痩せます 湊町たった一度の おもいでを守り通した 純情が重荷になります このごろはああ ひとり夜雨に ぬれて横浜 あのひとはあのひとは わたしのいのち想いつづけて 死にたいの遠い汽笛に だまされて化粧なおして 逢いにきた波止場は異国の 船ばかりああ 潮の香りに ぬれて横浜 恋しさを恋しさを 吐息に包み指でグラスを 暖めりゃ忘れられない あのひとのひげの痛みを お…

  • たそがれの銀座 – 黒沢明とロス・プリモス

    ふたりだけのところをだれかにみられうわさの花が 咲く銀座一丁目の柳が ためいきついて二丁目の柳が ささやいたあなたの愛が 目をさます銀座……銀座…… たそがれの銀座 僕のすきなあの娘は毎日いちど銀座をみなきゃ 眠れない三丁目のサロンで 待たせたままで四丁目の彼氏に プロポーズそれでもなぜか にくめない銀座……銀座…… たそがれの銀座 プラタナスの葉かげにネオンがこぼれおもいでがかえる 並木通り五丁…

  • 城ヶ崎ブルース – 黒沢明とロス・プリモス

    ゆかねばならぬ 男がひとりゆかせたくない 女がひとりふたりの恋の 城ヶ崎咲けよ 匂えよ 湯の花すみれあしたのことは 言わないで いのちのかぎり 愛せたならばたったひと夜の 夢でもよいとわたしを泣かす 城ヶ崎霧よかくせよ あのシャボテンのとげよりいたい わかれ風 愛してくれた 小指の爪をそっとかたみに つつんでいれたハンカチ白い 城ヶ崎あなたが帰る 遠笠山(とうがさやま)が涙にかすむ 夜のはて 人気…

  • 雨の銀座 – 黒沢明とロス・プリモス

    雨の銀座の街角で一人涙に 濡れながらうそと知りつつ 待ちました男ごころは 移り雨 女ごころの 古傷にかけた情が うれしくてうそと知りつつ 待ちました恋の銀座は 小ぬか雨 濡れて待つ身の みじめさを一目あなたに見せたくてうそと知りつつ 待ちました女泣かせの 通り雨 ついてゆきたい どこまでもそれが女の 意地だからうそと知りつつ 待ちました夜の銀座は にわか雨 雨よ雨 雨 降らないで今日も銀座の 街角…

  • 信濃川慕情 – 黒沢明とロス・プリモス

    町に流れる 長い川今もあの日と 変らない愛を誓った 君なのに川面に浮ぶ木の葉のように流れていずこへ教えておくれ教えておくれ 信濃川 思い出させる 長い川君とみつめた あの夜を肩を抱いたら うつむいて何も云わずに 泣いてた君が心に残るよ返しておくれ返しておくれ 信濃川 遠く流れる 長い川恋の嘆きの 信濃川君をもとめて 今日もまたひとり来てみた 万代橋は小雨にけむるよ教えておくれ教えておくれ 信濃川 …

  • 生命のブルース – 黒沢明とロス・プリモス

    好きよ好きなの信じているのだからお願い すてないであなたなしでは 生きてはゆけぬ恋が女の いのちなの たとえこの身は うらぶれようと好きなあなたの ためならば死ねと云われりゃ 死んでもいいわそれがわたしの さだめなの あなた一人が 生甲斐(いきがい)なのになんでわたしを 泣かせるの離れたくない いついつまでもせめていのちの 果てるまで 人気の新着歌詞 ラブユー東京 – 黒沢明とロス・プ…

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