高田みち子

  • 夕暮れと嘘 – 高田みち子

    彼女が あなたの髪をなでるあたしは急いで 空に目を遣るいけないこと だと知りながらあなたばかりを 逐ってる 無邪気に はしゃいで過ごすほどひとりになる夜が 怖い押し殺した 胸の内側にあなたが また 微笑いにくる 見破らないでいて気付かないでいてあふれそうなあたしを見抜いてしまっても最後まで 知らんぷりしてね 弱いから また 強がるのよはじめから無力な 恋ゆっくりと 賑やかな街をぬってあたしは あた…

  • Don’t Say A Word – 高田みち子

    Surprised to see you here todayYou came in like the windI never heard you speak beforeBut your expression tells a million words.Where do I start, where do I begin?As I close my eyes to listenTo the so…

  • 僕らの樹 – 高田みち子

    あれは遠い日の夕暮れ僕らは やっと思い出した 長い影を引きずる 回廊で何度も未来を語り合った 人ごみの中に 隠れながら愛の歌を貪り聴いていた 失ったもの 残ったもの迷いを詰め込んだ靴を抱え雨の中で 揺れてた緑の心 波紋のように 大きくなって僕らは歌うことを 覚えた 声に出して 今の僕らを優しさに泣いて温もりに震えてずっと ずっと生きる僕らを二度とない今日を生きる 僕らを 生きるにおいのする 言葉と…

  • Lonesome Car-boy – 高田みち子

    消えてく星 夜明けの空を黙って見てたこもった熱の 土の臭いがした揺れ動く街の灯 遠くにぼんやり映るお前が肩を叩けば 走り出すのさ 誰かを待たせ 旅に出るなんて悪あがきする 青春みたいだ寂しがって道を往け 目指し続けていつか手に入れた自由さえも追い抜いてしまうだろう 南へ走れ 明日は西へ傷だらけでも 生きてるさ Hallelujeh誰かとすれ違えば 笑って Have a nice day! 風に止ま…

  • Doesn’t Mean Much – 高田みち子

    どんなに抱きしめられても 迷わないわはじめから期待など しなかっただけ 外は真昼の嵐 切れ端だらけの未来あなたの声も 耳をすり抜けてゆく 心を込めたものから時間が壊してゆくのならdoesn’t mean muchit doesn’t mean anythingのみ込まれても変わらない世界 愛されないことぐらいで怒鳴らないであなたは自分の生き方を示せなかっただけ 無いものねだ…

  • TOKYO GIRLS TALK – 高田みち子

    夜空を照らし出す わがままな街の灯男友達さらって アクセルを加速する 流れるテールランプ 飾らない笑い声胸にチラつく誰かとは朝まで さようなら はしゃいでても どこか淋しい首都高を抜け 夜間飛行心配そうなメッセージにさえヤキモチの滲んだ色もない Driving on the freewayLooking for a bright wayまるでパレードの中 駈け抜ける景色Cruising down …

  • 大桟橋と観覧車 – 高田みち子

    元気なの?好きな人はいるの?あれから時間は過ぎて少し疲れた大人になってない? 新しい恋は あなたをかき消せなくて途切れた未来の続き今でも 一人探してる まだ 夜の途中観覧車は 夜空を廻る上りつめては ゆっくりと月に再び逢えるまでビルの屋根 見下ろす船 wink wink wink風が止んだらtwinkle twinkle twinkle大桟橋へ静かにネオンが消える もう昔の私を 巻き戻したりしない…

  • This Girl Is In Love With You – 高田みち子

    You see this girl, this girl’s in love with youYes I’m in love whoo looks at you the way I doWhen you smile I can tell it know each other very wellHow can I show you I’m gland I got …

  • 水泳クラブ – 高田みち子

    深く息を吸い 君は目をつぶり輝く波間を 強く蹴っていった魚のようだよ僕は ただ 日差しに負けてしまっていた どこまでも遠く 飛沫を噴きながら誰も彼も君を ずっと見つめている嘘じゃないよ僕は いつも 君を追いかけてるんだ この微熱に 人は 幻を見て目の中に沈む 太陽が ずっと離れない君に出逢って 動けないままあの同じ季節に また焦がれてゆく すべてを捕まえて 水面を抜け出して冷えた身体ごと 君は笑っ…

  • 青春の残照 – 高田みち子

    手のひらに残る 青春の宝石大切に磨いて 少しだけ光った若いというだけ すぐに錆びるものよ孤独が私を 離さなくなる どこで出逢ってたなら本当は 良かったのだろう傷つけあう それ以外許せるすべもなく 変わり果てたのも 残されたのも鏡に映った これが私引き戻せないよ あの人が言う抜け殻になるだけの 恋だったと なんて 哀しい色へ夕日が 染め上げてゆくの最後まで 燃え尽きるまで姿を重ね合って ここに 帰ら…

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