香西かおり
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まゆ月の恋 – 香西かおり
逢いたくて 逢いたくてぐずる気持ちを 抱きしめて紅を引く 手をとめた宵に うるむ月そう これからはもう 一人だと決めたのに走り出す 恋心聞いてよ まゆ月 今夜だけ 酔いしれて 酔いしれてあなたの肩に 寄り添って甘えた日 振り返る宵に 満ちる月そう この人がもう 最後だと決めたから泣きじゃくる 恋心伝えて まゆ月 あの人に そう これからはもう 一人だと決めたのに走り出す 恋心聞いてよ まゆ月 今夜…
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そぞろ雨 – 香西かおり
路地裏 止まり木 酔えないお酒あなた思えば ため息揺れるほんの小さな 幸せひとつ離してしまった この手からしずく哀しい そぞろ雨 口紅 指先 一人のお酒誰とあなたは 暮らすのですかそっと優しく 包まれながらも一度夢見て 眠りたいつのる未練の そぞろ雨 頬杖 面影 夜更けのお酒胸の隙間に あなたが浮かぶいつも私は 欲張り過ぎて淋しさばかりが 残るだけ明日も降るのか そぞろ雨 人気の新着歌詞 愛憐歌 …
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私、女やからねぇ – 香西かおり
人並みに疲れ 色恋も捨てて甘え方も安らぎも 忘れてしもたんよ たまに想い出す あんたの優しさ強がっては強張って 何とか此処まで来たけど どぉしょうもない夜は チョットだけ甘えさせてこんなでも… こんなんでも 私、女やからねぇあんたの傍におりたい 寝顔を見つめてたいいつまでも… いつになっても 私、女やからねぇ ウチ等お互いに 知りすぎたからねえぇ所もアカンとこも そのままでいぃんよ ただ、背中向け…
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澪標 – 香西かおり
そりゃ傷跡も出来ました消えるモノも消えないのも帰らぬあなた 待ちわびて波止場でポツリと身を尽くす 浚ってください わたしのことも逸れても途切れない わたしのことも 連れてゆけない道しるべ 今さら誰を導くの汽笛鳴るたび想い出す あぁ… 涙も果てた澪標 辿り着くのは 同じ場所今日も水辺で陽が暮れる上手いウソでかわせるほど器用なオンナじゃないのです 語ってください あの人のこと手繰るほど遠ざかる あの人…
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男よ眠れ – 香西かおり
男よ静かに 静かに眠れそんなに人肌 恋しいならば心に詫びる 子守唄枕を抱いて 眠ればいいよ ねんねんころり さあ ねんね幾つになっても 大きな坊やあたしは あんたの お袋でいい 男よひとりで ひとりで眠れそんなに何処かに 行きたいならば今では帰れぬ あの駅舎(えき)の昭和の汽笛が 迎えに来るよねんねんころり さあ ねんねお酒を呑んだら 泣き虫坊やあたしは あんたの ふる里でいい ねんねんころり さ…
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もしや…あんたが – 香西かおり
もしや… あんたが 死んだなら小石をひとつ 夜桜(さくら)の下に この世で最後に 落ち逢って本気にさせた 男(ひと)やけど 男(ひと)やけど 散れ散れサクラ 散れ散れサクラ 阿呆サクラ散れ散れサクラ 散れ散れサクラ あの世まで線香一本 立てたろか もしや…あんたが カラスなら巣箱に入れて 飼い慣らすけど夕やけ小焼けが 恋しけりゃ止めはしないよ 出て行きや 出て行きや 泣け泣けカラス 泣け泣けカラス…
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恋街しぐれ – 香西かおり
おもいで濡らして雨が降る夜はやめたお酒を未練が 未練が誘う別(き)れて初めて しみじみ知った恋ごころ雨よ泣かすな ああ恋街しぐれ 振られたふりして逃げるひとよりも泣いて追わない私が 私が悪い肌にしみつく あなたの匂い離れないひと目逢いたい ああ恋街しぐれ あなたも私とおなじおもいしてひとり飲んでる気がする 気がする夜更けつくり話しの 夢でもいいのもう一度酒よ返して ああ恋街しぐれ 人気の新着歌詞 …
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黄昏~夢隣り – 香西かおり
時計が一秒 刻むたび悲しみ一秒 深くなる心が涙の 空をさまよう今なら諦め きれるのにあゝあなた あなたの想い出私を駄目に 駄目にする海を見つめて 日が暮れて今日も 心は 夢隣り 夢隣り 鴎がいつしか 鳴き止んで桟橋ガス燈 ともる頃淋しいでしょうと 風がささやく逢いたいでしょうと 波が言うあゝあなた あなたの優しさ私を今も 傷つける涙からした 陽が沈みひとり私は 夢隣り 夢隣り あゝあなた あなたの…
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夢に酔わせて – 香西かおり
蒼いグラスの中 夢が揺れてるただ泣いて また泣いて 嗄れて 消えた切ない痛みの痕(あと) 甘い記憶のどこかに 眠るキャンドルたち「もう行って」 そう言って突き放した 恋の終わりさえも 何故?と 言わないままで何も 諦めないで夕闇の宙に 冴え渡る月今…輝く 夢に酔わせて 蒼く揺られて‥時は過ぎるの 悔やむ間もなく華を咲かせて 悲しく 揺れて生きてゆきましょう いつかまた逢いましょうきっと…
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五感 – 香西かおり
見るものすべてにあなたが隠れてるのそばにいられないならもう消え去って 初めて五感を 憎いと思ったのよ流れる曲とこの香り染み込んでいた 二人でよく行ったあの店にはもう二度と行けない次はその味を憎むのでしょう私外から見える 窓ガラス越しの特等席には一人では戻れない ただここから見てる 心と身体がすべてを覚えてるの他の誰かといても消えぬ幻 よく似た背中の 慣れた煙草の匂い忘れられないあの仕草 熱い体温 …