わたしゃ天領(てんりょう) 長崎むすめ
べっ甲サンゴに なびきゃせぬ なびきゃせぬ
ハイヨ ハイヨ ハイヨ ハイヨ
胸も鳴滝 あじさい屋敷
恋のおたくさ 濡れて咲く 濡れて咲く
鯨汐吹きゃ 龍(じゃ)が鳴きたてる
クンチ三が日 人の波 人の波
唐のお寺か 黒宗の寺か
日暮れ仲よい 鐘の音 鐘の音
花の丸山 シャミの音招きゃ
いこかもどろか 思案橋 思案橋
手繰りゃ切られる くりだせヨマを
六十四文の タンゴ縞 タンゴ縞
バンコ出しましょ 彦さん山の
こんげんよか月ゃ えっとなか えっとなか
波もしずかな ミナトに抱かれ
あれは新造の タンカー船 タンカー船
出島カピタンさんに もろうた指輪
玉はビードロと いうたげな いうたげな
ベーロン漕ぐ手に しぶきがあがる
うちの兄(あ)んしゃまの いきのよさ いきのよさ
意地のタテブが 大きくゆれて
鐘でくりだす 精霊船(しょうろうぶね) 精霊船
長崎土産に ひと節だけは
ないていきましょ 九連環(きゅうれんかん)
旅のおひとか オランダ坂を
くだるふたりの 石だたみ 石だたみ
卓袱(しつほく)料理は 唐唐南ばんに
ちょいとオランダ かてた味 かてた味
異人屋敷は 山の手あたり
蝶々夫人の 夢をみる
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海峡の宿 – 都はるみ さいはて本線 そこから先は吹雪を抱く海 夏泊(なつどまり)ひとの噂の 吹きさらしいいのあなたと あゝ一緒ならさしつさされつ 契り酒ふたり雪国 海峡の宿遠くは凪で
総司絶唱 – 都はるみ 「死んじゃいやです」「バカを言うなよ」さしかける 蛇の目の傘を たたく雨花にそむいて 命をかけるバカな男の バカな男の うしろ影夢かうつつか いまもなおすすり泣
大阪ふたり雨 – 都はるみ 肩が濡れるよ 車が通るそっとあなたが 抱き寄せる身の丈丁度の しあわせはひとつの傘の ふたつ影あなたとふたりおまえとふたり恋の大阪 ふたり雨ちょっと寄ろうか い
さよなら列車 – 都はるみ 赤いランプが もうこれきりと泣いた心を またせめる駄目なのね 駄目なのよ発車のベルの 鳴る窓であの人があんなに あんなに手を振るさよなら列車どうせいつかは 別れ
深夜劇場 – 都はるみ きりのない夢に そっと幕をおろしこの席 立ちましょうもうすぐ 深夜劇場の明かりが消えるさよなら 素敵な恋そう 誰より素敵な人最初にすがって泣くのは女私らしくない
惚れちゃったんだヨ – 都はるみ ホー 惚れちゃったんだョーたかが女と 笑ってみても惚れちゃったんだョーとうに心は めろめろなのさ瞼の裏に やきついてはなれ はなれないんだ 面影がホー 惚れちゃ
草枕 – 都はるみ 人の世の夢にはぐれて 行きくれて孤りつぐ酒 ひりひりとやつれた胸に 傷口に泣けよとばかりに しみわたる振りむけば咲かず終いの 恋いくつみれんほろほろ 盃におもか
散華 – 都はるみ 櫻 れんぎょう 藤の花芙蓉 睡蓮 夾竹桃野菊 りんどう 金木犀桔梗 侘助 寒牡丹女雛 矢車 村祭り螢 水無月 野辺送り 父よ 恩師よ ともがきよ母よ 山河よ わ
ムカシ – 都はるみ ムカシ ムカシ そのムカシいいことばかりがあったそなほんとに ほんとに いいことばかりでムカシって凄いんだなきみの部屋に オバケが住みついていないかいほんの小さ
雨やどり – 都はるみ 傘は あなたが さしかけて私がさせば ぬれるからこんな形に 寄りそえばむかしのことを 想い出すあなたどこかであなたどこかで 雨やどりお酒でも飲んで 行きましょう
おぼろ月夜 – 都はるみ ふるさとの丘の 白い花二人であるいた 小径(みち)に咲き胸に思い出 匂わせて泣かないつもりの 私を泣かすああ「さよなら」の手紙一つも残さずに私からあなたは 離れ
ふるさとよ – 都はるみ 遥かなる 山よ河よこの瞳 閉じれば 心の中に故郷を 遠く離れひとり たたずむ 夕やけ空にこみあげる想いよ 愛しさよ北国 浮き雲 母の顔いつの日か帰ろう 星降る町
大原絶唱 – 都はるみ かがり行燈 衣越しに匂いこぼれる 白い肌膝をすすめて 恋い問うひとに罪を承知の 隠れ茶屋高野川 瀬鳴りの音に花橘を慕って 郭公が鳴く生きて甲斐ある 命なら夜叉も
氷雪原野 – 都はるみ 時代おくれの 男の匂い暗いその眸が 気にかかる遠く哭くのは 汽笛か吹雪か人が人恋う 流行歌に似て胸を揺さぶる根室 厚岸 氷雪原野あなた使った 名残り湯なのね滴な
たんぽぽの花 – 都はるみ 風に吹かれて はじけてとんだたんぽぽ たんぽぽ たんぽぽの花住めば都と 目と目で笑う小さな日溜りに 寄り添いながら今日も咲きます あなたとわたし命うき草 根のな
桜時雨 – 都はるみ 負けないで 生きてゆこうねとおみくじ結んだ 銀閣寺寄り添いながらも 遠くなるさだめを怨んで 泣いた日の愛しさ 哀しさ また呼び返す桜時雨は 面影しぐれ別れても
夕陽坂 – 都はるみ 歩いて歩いて ここまで来たわ 「あなた」「おまえ」と いたわりながら 続く坂道 雨風あらし いいじゃない いいじゃない いつの日か 陽は射すものね ……しぐれ坂
アラ見てたのね – 都はるみ さあさ皆さま 恋した時は身ぶりそぶりで すぐわかるあんなこと言ってちゃってちゃって 言っちゃって昨夜(ゆんべ)も二人で 一本橋で別れがつらくて 遠まわり 遠まわ