雨の夜に あなたは帰る
そんな気がして ならないの
すがりついたら 離さないわ
濡れたあなたの カルダンコート
これもかなしい 夢かしら
雨の夜に あなたは帰る
まるでなんでも ないように
いいのあなたは だまってて
すぐにいれるわ ブラックコーヒー
ひとり芝居を するあたし
雨の夜に あなたは帰る
いつも信じて 待ってるわ
泣いて甘えた 遠い日の
夜をおもえば また燃えてくる
それがせつない しのび雨
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雪がやんだ女満別の空港に東京行きのアナウンス君が居たよガラス越しに微笑んで何かを僕に 伝えてる素顔のままで 素直なままで君がサヨナラ 言おうとしてる昨日までの想
溶けても溶けても 降る雪はそうです おんなの 迷い雪添えない仲とは しりながら恋のゆくえと あなたの心いで湯の瀬音に 聞いてみる床の間かざりの 絵にあそぶ水仙い
かあさん田舎は もう雪ですか今年は足が 痛みませんか勤めて帰る 秋の夜に風にめくれる 駅のポスター帰りそびれた ふるさとの文字母を思って 何度も詫びるあのひと変
流氷とけて 春風吹いてハマナス咲いて カモメもないてはるか沖ゆく 外国船の煙もうれし 宗谷の岬流氷とけて 春風吹いてハマナス揺れる 宗谷の岬吹雪が晴れて 凍(し
網走ゆきの 汽笛がむせぶ釧網(せんもう)本線 ふたりの夜汽車こゝろぼそかろ 他国の空は膝がさむいとより添うおまえを 抱きしめて釧路 細岡(ほそおか) 五十石(ご
いのち支える 小枝をくわえ雁(かり)が飛び立つ 北岬遠く旅して ふるさと目指し帰り着けずに はぐれた枝が白く哀しい 春の浜遥か波間を 小枝で休み雁(かり)は渡っ
いちど東京へ 行くと言いながらいつも口だけで ひとり野良仕事老けたおふくろの やせたあの肩をさすってあげたい峠 越えれば 俺のふるさと山が見えてくるふるさとの山
波の谷間に 命の花がふたつ並んで 咲いている兄弟船は 親父のかたみ型は古いが しけにはつよいおれと兄貴のヨ 夢の揺り籠さ陸(おか)に上(あが)って 酒のむときは
あの湖の…風とさざ波 小鳥のこえを聞いてみたいと 泣いた娘よひかるおくれげ 十八ごろのなんにも知らない ひとだったまだ恋じゃなく…妹でもなく つのる思いが男の胸
ひとりで歩く 路地裏を月が黙って ついてくるなあ 月よ男が 泣いて なぜ悪い心の傷の あみだくじ今日もハズレの 繰り返し冷酒ぐっと 飲み干せば胸に木枯らし 吹き
おんなが男を 捨ててゆくそんな別れは 罪ですか大地をたたく この雨に打たれたままで 歩きます篠突く雨は みそぎ雨ごめんなさい あなたあなたの寝息も いつからか胸
この胸に 顔を埋めて泣いた人今はどの町 誰といる赤い燈台 かすめて入る流水波止場に 氷柱(つらら)が光る北国フェリーは 北国フェリーはこころがきしむもう二度と
窓に地吹雪 汽笛が哭いて命ぬくめる 雪景色俺は明日(あした)の 夢を追いおまえ過去(むかし)を 捨てに来た北の列車の めぐり逢い頬の火照りに 両手をあてておまえ
北の寒さに かじかむその手にぬくもりあげるよ もうすぐ会える都会の暮らしには 向いてないからと遠く離れて僕を 待ってくれてたもうすぐ会えるよ抱きしめあえるよ長く
人を愛した かなしみは海にこぼせば 漁火に空に光れば 星になるわたしのこころに あの人は戻ってきますか ひとり旅北国街道 ああ 日本海夕陽映した ハマナスは海に
抱かれたら終る 男と女より手枕のままで 何んにもしないで指さきを拒む 心の裏側で悲しいほど 好きでいればいい愛が涙の 破片(かけら)になっても心にあなたを宿して
三社祭(さんじゃまつり)で もまれた男御輿かつぎに 今年は帰る華の浅草 ぐらしだが道産子気質(かたぎ)を わすれないすごい兄貴だよ 祭りよ早く来い船も漁場も お
北へ流れて 海を見つめて北へ流れて 波止場に佇むおもいでの地図帳を そっと開いてはあの日を偲(しの)ぶ 人知れず愛しき女(ひと)よ 今どこに風に吹かれて 酒をか
夢を探す旅に出てずいぶん遠く 来たもんだ酒を浴びた日もあったもう俺はだめだと不器用で 無愛想で不作法で 無精者どうにかここまで 生きてきた自分をほめてやれどうに
ひなびた路地の 縄のれん焼鳥は世間のすみで 味わうものと酸(す)いも甘(あま)いも かみわけた父のこだわり いまわかる酒とおんなは 二舎<号>まで愚(ぐ)にもつ