花譜
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俯瞰する事象 – 花譜
幕開けた人生に満足は出来なかったんだ積み上げた小説 また憧れては変わりはしない現実髪型を変える様に人生も簡単に変えれるといいな鼻で笑い今日も鏡を見つめていた 鏡の中 私に問う「人生は平等に不平等でしょ?」私が泣いて誰かが笑うのだろう俯瞰する自称が腐ってく 気休めの言葉や綺麗事だけじゃ納得は出来ないんだよ当たり前にさ 人は裏切るだろ 人生はそんなもんだと私だって些細な嘘もつくし 誰かに嫉妬だってして…
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ダンダラボッチ – 花譜
脳天直下 群青に囚われてしまった 青鬼少年だった赤色に離さなきゃ 着火 友情に自由と奔放を愛せどやがて来るであろう他の人生論実は聞かない方が 鬼に金棒甚だしくね 生きるならどうぞ ダンダラ ダ ダ ダンダラダンダラ ダ ダ ダンダラ ダンダラボッチ転ぶ どっち話しかけないでね Day by day四面楚歌を食らいなんならぼっち望む Dodge避けてみせよう人間の愛をうらめし いらないし人情ってどれ…
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代替嬉々 – 花譜
代替代替代替嬉々だいたいだいたいだいたい危機 どうせわからないって 口をつぐむのはたいしたことないって ばれたくないから 顔を合わせなければ 舐められない とか誰も信じなければ 裏切られない とか? ちょいマシな最悪 どこへ駆け抜けよう“あの日”でもない “いつか”でもない歴史でも夢でもない“今”に未練なんか ないよなちょい痛いかもけど 傷もデカいけど貼っても意味ない絆創膏のキャラ大丈夫だよって言…
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この世界は美しい – 花譜
もしも明日に世界が終わるならもし もしも私が祈れば変わるなら 優しい人になってみたい優しい歌で世界を救いたい が誰かが言っているお前じゃ救えないと言う あー なんて なんて 美しい最低で綺麗な世界大丈夫 じょうぶ 明日の朝には忘れていよう朝には忘れていよう もしも私が祈れば変わるならもし もしも私が歌えば変わるなら傷つく度、なぜ優しくなりたいんだろうって思うしこんな世界ならなくなっちゃえばいいって…
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何者 – 花譜
鏡よ鏡 ねえ、僕は正しく演れていますかこたえて 今も夢の中にいて泡と消える 時を待つんだ見失いながら 音を拾ってあるいは拾われてきた 何度も何度も 存在を試してみてもぽろぽろ 手の平からこぼれ落ちていく誰か笑ってみてよもっと目を凝らしてよ 何者でもなくて ガラクタでもなくて 今もこの声で叫びたい自分がいる何者でもなくて だけど嘘じゃなくていつでも僕は此処にいるんだよ枯れられない花のまま気づくまで …
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ホワイトブーケ – 花譜
頬が濡れて目が覚めた刹那の夢と死の匂いここはモノクロの小部屋脈動描いてる心臓足りないものを数えるたびに花びらが一つ落ちる気がして簡単だよ言の葉をなぞって息を吸うだけ ホワイトブーケとラブレターあなたはそこに居る目には見えないわ心がふわって舞うだけ記憶の海を泳いだら透明な魚たちがベッドの上から私をふわって連れ出してくれた 核心が移っていく花と文字が手招いたからおかしくなっていく帰る場所なんてないよ …
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スワン – 花譜
辿り着いたよ、もう怖い夢は溶けて消えた散らばる記憶を静かにそっと見送ったやっとキミに目を見て微笑んだ昨日少しだけ少しだけ今日は心ほどけた 光が降ってみんなに手振って小さい空が虹に染まる さよならさよなら今日は僕等の唄を歌おう さよならさよなら誰にも聞こえないあの唄を ついてきた嘘を星に流した着けていたヘッドホン何も聴いてなかったたった一度だけキミの指に触れたけど温もりもザラつきもキミには見えていた…
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カルぺ・ディエム – 花譜
生きて居る理由なんてさ誰かの所為だって吐き捨てた背景の中に混ざり込む景色みたいな命なんてそれでも確かに生きている 水晶体が反射する それを脳で理解する映り込むものだけが現実なら両目を閉ざしてしまえばいい真っ暗だけがリアルでしょ?何もない事が事実でしょ?でも何故かわかってしまうどうせ其処に有るということ それなら私も有るはずだどうしようもなく有るはずだなのに誰かの中の私は違う人だ、私じゃないよもう …
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Replaceable Goodbye – 花譜
世界の終わりみたいなこれでお別れみたいな朝焼けの写真きっと送れない 誰にもいえないような秘密や計画があった気がしたそれも、もう昔 あれからちょっと背骨も伸びて大人みたいなことばかり 化け物みたいなわたしはきっとあなたのように喋れない光れない 本は、いつか読み終えるから、いい。音楽も、やがて鳴り止むから、いい。旅行も、帰る場所があるから、いい。テレビ番組も区切りがあるからいい。人生も、ある地点で終わ…
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黄金の木 – 花譜
さよならすべて愛に消えるよ最後の旅を終えてしまったらおしえてすべて巨大樹の下の思春の遺物は育っているのかい君が指を指す世界は不可解だ いとも簡単に命は有機的に 心中するならいつかの私と君の追憶のあとにしよう一口ずつ分け合って青い果実を食べながら君の見た世界を眺めたら毎秒色付いて華やいでねえどうしてここにいるの?私は黄金の木に問いかける 痛みを忘れる代償に何かを払うとするなら私が所有する無形物を全部…