米津玄師

  • マルゲリータ + アイナ・ジ・エンド – 米津玄師

    すれ違った海岸通り 漂う匂いに虫集っていく流行りもんのフレンチハニー それもいいが物足りない 苦しいのをもっと頂戴 頭ん中ノックするくらい確信を揺るがす天変地異みたいに満腹なおもて往生を遂ぐ いわんや腹ペコをや甚だXOXO マルゲリータ 溶かしたチーズが 甘くえぐい夜に誘う悪戯な顔で笑いかけた そこから先は闇の中 ひた走ったセンターライン 瓦斯に紛れて何か香っていく流れ出したPJハーヴェイ 味のな…

  • YELLOW GHOST – 米津玄師

    さよならするならそれは置いていけな 君が思うより気に入ってんだ時間が過ぎたら忘れてしまうような 軽いものならばよかったよな 愛は買えない 諍いは絶えない 乾き切っていない首の匂いいつも救えない 悲しみは癒えない どうしても消えやしない まだ触らないで 息をしないで 怖がらないで この目を見つめて震えないで 生き足りないね この夜だけ離れないでいて 叶わなかったよな 僕らの願いは 思えば初めから決ま…

  • 死神 – 米津玄師

    くだらねえ いつになりゃ終わる?なんか死にてえ気持ちで ブラブラブラ残念 手前じゃ所在ねえアジャラカモクレン テケレッツのパー うぜえ じゃらくれたタコがやってらんねえ 与太吹きブラブラブラ悪銭 抱えどこへ行くアジャラカモクレン テケレッツのパー プリーズヘルプミーちっとこんがらがって 目が眩んだだけなんだわプリーズヘルプミーそんなけったいなことばっか言わんで容赦したってやああ 火が消える 夜明け…

  • がらくた – 米津玄師

    どうしても僕らは上手くできなくて 気がつけばからっぽになってしまった失くしても壊しても奪われたとしても 消えないものはどこにもなかった 眠れない夜でも鳴り止まないスヌーズ 踊り場で黙ったままいる二人何でもないと呟いて噛み締める痛みと 宙に浮かんでは消える鼻歌 30人いれば一人はいるマイノリティ いつもあなたがその一人僕で二人 例えばあなたがずっと壊れていても 二度と戻りはしなくても構わないから 僕…

  • 毎日 – 米津玄師

    毎日毎日毎日毎日 僕は僕なりに頑張ってきたのに毎日毎日毎日毎日 何一つも変わらないものをまだ愛せるだろうか 今日も雨模様 一人錆びたチャリで転んだ街道目もくれずに早足で過ぎるアナーキストガンくれた猫 いつもあちらこちらで愛の強要シケた飯はいらないの 驕るリアリスト 鼻じろむ月曜 はみ出す火曜 熱出す水曜 絡まる木曜あとの金土日言うまでもないほどに 以下同文 あなただけ消えないでダーリン 爆ぜるまで…

  • さよーならまたいつか! – 米津玄師

    どこから春が巡り来るのか 知らず知らず大人になった見上げた先には燕が飛んでいた 気のない顔で もしもわたしに翼があれば 願う度に悲しみに暮れたさよなら100年先でまた会いましょう 心配しないで いつの間にか 花が落ちた 誰かがわたしに嘘をついた土砂降りでも構わず飛んでいく その力が欲しかった 誰かと恋に落ちて また砕けて やがて離れ離れ口の中はたと血が滲んで 空に唾を吐く瞬け羽を広げ 気儘に飛べ …

  • 月を見ていた – 米津玄師

    月明かり柳が揺れる わたしは路傍の礫思い馳せるあなたの姿 羊を数えるように 別れゆく意味があるなら せめて悲しまないで沈黙から離れた空へ 一筋の愛を込めて どんな夜だって 失い続けたって共に生きてきたろう 瞬くように 何かを求めて月を見ていた嵐に怯えるわたしの前に現れたのがあなたでよかったまるで何もかもがなかったかのようにこの火は消えたりしない きっと その窓を風が叩けば 僅かに開け放してただひと…

  • LADY – 米津玄師

    例えば僕ら二人 煌めく映画のように出会いなおせたらどうしたい何も謎めいてない 今日は昨日の続き日々は続くただぼんやり 微かな足音 シーツの置く場所それだけで全てわかってしまうよ見え透いた嘘も隠した本当もその全て愛おしかった レディー 笑わないで聞いてハニー 見つめ合っていたくて君と二人 行ったり来たりしたいだけベイビー 子供みたいに恋がしたい書き散らしていく僕らのストーリーライン 例えばどっちか一…

  • 恥ずかしくってしょうがねえ – 米津玄師

    あんたらみたいにゃなりたかねえな熱意と嘯き誰を蹴ることが済んだら 全て忘れて恥ずかしくってしょうがねえ 己にだけ都合の良い言葉を放ったって何になる欲しかったのは何だ そんなものか恥ずかしくってしょうがねえ サングリアワイン 口に合わねえな今夜は誰が酒の肴 呼んでくれ救急車サングリアワイン 洒落にならねえなもっかいちゃんと話そうぜ 引き受ける現実もなしに語れる理想などあるものかボロボロの毛布 見せび…

  • 地球儀 – 米津玄師

    僕が生まれた日の空は 高く遠く晴れ渡っていた行っておいでと背中を撫でる 声を聞いたあの日 季節の中ですれ違い 時に人を傷つけながら光に触れて影を伸ばして 更に空は遠く 風を受け走り出す 瓦礫を越えていくこの道の行く先に 誰かが待っている光さす夢を見る いつの日も扉を今開け放つ 秘密を暴くように飽き足らず思い馳せる 地球儀を回すように 僕が愛したあの人は 誰も知らないところへ行ったあの日のままの優し…

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