一年で咲く 花がある
十年かかって 開く花もある
悲しむことなど ないんだよ
誰でも蕾(つぼみ)を もっている
きっと咲く あした咲く
あなたには あなたの きっと花が咲く
春風に咲く 花がある
吹雪に打たれて 開く花もある
信じる心を 忘れずに
小さな一歩を 重ねよう
きっと来る あした来る
あなたには あなたの きっと幸せが
華やかに咲く 花がある
野道にひっそり 開く花もある
こぼれた涙を 吸いながら
根を張り 枝葉はのびてゆく
きっと咲く あした咲く
あなたには あなたの きっと花が咲く
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黒船橋から 川面を見れば灯りに影を映して揺れてます人情深川なさけ町お不動様に 願かけて夢を託せば 春の宵大横川には 風に桜舞う真夏の太陽が 永代通りを今年も熱く
どんとそびえる あの山のよに立派になるのが 夢でした白い林檎の 花咲く丘で娘十八(むすめじゅうはち) 鍛えたのどを聴いてください 山の神 ひと節を…エンヤー 会
赤いリンゴに 口びるよせてだまってみている 青い空リンゴはなんにも いわないけれどリンゴの気持は よくわかるリンゴ可愛いや 可愛いやリンゴあの娘(こ)よい子だ
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会津平野が 窓に広がる北へ向って 列車は走るのあなたの 住んでいる 町を訪ねて みたくなり磐越西線に 乗ってひとりで 旅に出たあの人の町なら わたしにもふるさと
よされよされと しばれて積もる雪はおんなの 恨み花三味は抱いても 情けは抱けぬみれん深浦 鯵ヶ沢よされ よされと… 流れて津軽よされよされと 吹雪いて見えぬ三味
山に山風 野原に野風親の心に 別れ風蝶よ花よと 育てた娘今日は嫁入り つのかくし越えて行くのか 峠道送る涙の イヤー父娘坂 父娘坂誰が唄うか 娘の為にじんと身に
汽車の窓から ハンケチ振れば牧場(まきば)の乙女が 花束投げる明るい青空 白樺林山越え谷越え はるばると ララ……高原列車は ララ…… 行くよみどりの谷間に 山
まっ赤な夕陽も お山の向こう渡り鳥さえ ねぐらへ帰る季節の花咲く 里山は私が生まれて 育った故郷(ふるさと)よ逢いたいなぁ 逢いたいよ母さんに…お祭り終って 風
冷たい北風 耐えてきたあの山峰にも もうすぐ春が来る逢えたら うれしい 想いの人に三味を弾く手に 面影ゆれる届けこの歌 アイヤ節あの日の誓いも 今はまだはたせず
寂しくなったら 帰ってこいと涙で見送る 母の声思い出すたび 会いたいけれどのぞみ半(なか)ばじゃ 帰れないあの日は雨 きょうも雨…雨のむこうに 見える故郷(ふる
さわやかに 恋をしてさわやかに 傷ついてさわやかに 泣こうさわやかに 夢をみてさわやかに あきらめてただひとり 泣こういつも心に 青空をいつも優しい 微笑(ほほ
酔って忘れる 恋ではないが飲めば一夜が 越えられる胸を焦がした 夕花火まんまる月夜の 帰り道肩を抱かれた 思い出も…おんな囃子(ばやし)はヨーイトナ 風に散る祭
月がとっても 青いから遠廻りして 帰ろあのすずかけの 並木路(じ)は想い出の 小径よ腕を優しく 組み合って二人っきりで さあ帰ろう月の雫に 濡れながら遠廻りして
さようならさよなら 元気でいてね好きな二人は いつでも逢(あ)えるたとえ別れて 暮らしてもお嫁なんかにゃ 行(ゆ)かないわ待って待って待っているのよ 独りでいる
汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる季節はずれの雪が降ってる東京で見る雪はこれが最後ねとさみしそうに君がつぶやくなごり雪も降るときを知りふざけすぎた季節のあと
りんりんりんどうの 花咲くころサ姉サは馬コで お嫁に行ったりんりんりんどうは 濃(こ)むらさき姉サの小袖も 濃むらさき濃むらさきハイノハイノハイりんりんりんどう
きっと帰って くるんだとお岩木山で 手を振ればあの娘(こ)は小さく うなずいた茜(あかね)の空で 誓(ちか)った恋を東京ぐらしで 忘れたか帰ってこいよ 帰ってこ
さんさ時雨(しぐれ)る 傘のなか指をからめて 夢をみたあの日誓った ふたりの恋は咲かずじまいの 石割り桜いまも焦れて サーァ 望郷さんさ二度と逢えない 人でしょ
幾度(なんど)好きだと 名前を呼べば叫ぶこの声 届くでしょうかひとり京都の 由良川で…跳ねて身を焼く 鮎になり逢いに行きたや この生命(いのち)赤い紅葉(もみじ