窓枠に割れ残ったガラスのような
無惨な私の心にも
あなたの温かな日差しが届き
ようやく春を迎えることができました
悲しみは乗り越えて行くものではなく
自分を映す鏡のようなものだと
あなたの言葉に前を向き
歩き始めることができました
会館の前で撮った成人式の
写真が最後の一枚に
全てがあの時に止まったようで
それでも時はいつしか進んでいました
悲しみは一人で抱えるものではなく
誰かと話し分かち合われるものだと
あなたの言葉に愛を知り
愛を迎えることができました
悲しみは忘れ去られるものではなく
ともにあって思い返されるものだと
あなたに心を動かされ
愛の絆が強くなりました
悲しみは乗り越えて行くものではなく
自分を映す鏡のようなものだと
あなたの言葉に前を向き
歩き始めることができました
生きて行く
悲しみとともに
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