永井龍雲

  • いつも太陽は微笑んでいた – 永井龍雲

    寄せ返す波の絶え間ない繰り返し波のざわめきは永遠(とわ)のひとりごと いつも太陽は微笑んでいた悲しみの家にさえ黒いベールで覆うように鮮やかな陰を落としてた 寄せ返す波の絶え間ない繰り返し私は生きてる束の間の時を いつも太陽は微笑んでいた喜びの家にさえ光の花を振り撒いて祝福のサイン贈ってた 果てしない空を鳥達は翔けて行く私は生きてく限られた時を 私は生きてる束の間の時を 人気の新着歌詞 メリー・クリ…

  • 可笑しみ – 永井龍雲

    中華定食で お腹(なか)を満たし店を出たら ポツリ雨空を仰いで 鞄を頭に慌てて駆け出す サラリーマン生きることは そんなこと大袈裟なことでも 何もない可笑しみ慈しむ 心さえあればそれが幸せって ことなのですね 河川敷の 少年野球隠しボールで タッチアウトべそかく我が子に 頭を抱えて必死で励ます 親の声生きることは そんなこと特別なことでも 何もない一コマ一コマの 人間模様それを重ねるって ことなの…

  • 語らずとも – 永井龍雲

    昨日のことは 思い出せないけど昔のことは よく覚えてる寄る年波に 身を任せ今日も思い出に 漂うか二人で暮らした 沿線の街ままごとみたいに たわい無くあけぼの街の あの居酒屋は今も残って いるだろうか 誰しも人は 過去に何があっても今の自分でしか 生きて行けない恨み辛みも いつの間にか時の彼方へと 消えて行く冷たい夜でも 寒くなかった互いの体で 温め合い縁あればこそ 過ごせた日々を忘れていない 語ら…

  • ふるさと青年団 – 永井龍雲

    俺とあいつの結婚式を一番喜んでくれたのはお前司会のくせに酔いつぶれてそれでもお前の心が嬉しかった 何処へ行くのも何をするのも不思議と気の合う三人だったお前のポンコツ車が壊れ坂道を押しながら笑い転げてた この町もだんだん若いやつらがいなくなり寂しくなって行くけれど俺は何処へも行かないだろう愛するものがここにあるから ソフトボールの大会の後打ち上げの席でお前は言った「町を出ようとおもってるんだ」その時…

  • 石割りの花 – 永井龍雲

    誰が名付けた 石割りの花アスファルトの隙間に 顔を出す薄紅色の 日々草健気に咲いて 風に耐えてる街角で ふと足を止めて見れば涙が 込み上げるまるで私の生き方と 愛しく散り花 手で拾う石割りの花 誰が奏でる ゴンドラの唄ハーモニカの音色で 流れ来るいのち短し 恋せよと低く歌った 夕暮れの道街角で ふと空を見上げ急に勇気が 湧き起こるこれぞ私の生き方と 心でうなずき 胸を張る石割りの花石割りの花 街角…

  • 偶然 – 永井龍雲

    あの日何故 あんな嘘をついたのか結婚する気だなんて くちづけの後それはでも 全く嘘でもなくて止めてほしさ半分 心見たさ仕事の帰りの 信号待ちで隣に貴方の 車が並ぶそんな偶然を まだ夢見てる夕時 小さなこの町で 今はもう 違うお店に変わって行くこともないけれど 時々通る私まだ 今からすれば若くてうしろめたさ半分 愛し合った仕事に戻って お部屋を借りて子供と二人で 暮らしていますきっと偶然は どこかに…

  • 風呼ぶ口笛 – 永井龍雲

    裏窓に座って湯上がりの夕涼み吹く口笛の音に誘われて風が風を連れて来る 篠笛のようなどこか哀しい調べ釣り蚊帳の中から聞いていた母の風呼ぶ口笛 三度吹いてはまた三度そしてまた三度 一度目は幼き頃思い出し二度目は帰ることを願い三度目は心諦めたようにきっとそうして吹いていたんだろう 夕空を斜交いに鳥は塒(ねぐら)へ急ぐ可愛い子供の手を引くように雲が雲を連れて行く 廻廊のように風が吹き抜けて行く沁みじみ沁み…

  • 仲間酒 – 永井龍雲

    こんな時に よく来てくれたなあんたも何かと 大変だろうに今夜はあんたが お客で俺が亭主って 訳なのか自棄(やけ)酒飲んで 憂さ晴らし痛いほどわかる あんたの気持ちがその日暮らしの 俺たち稼業は相身互いさ 共に仲間酒 杓子定規の 学ある奴には分かりゃしないさ 生な世の中が誰かが誰かを 支えてそれで世間は 回ってる強がり言って 馬鹿話し笑い飛ばすしか 生きてく術ないあってもなくても 俺たち稼業は相身互…

  • 再びのプロポーズ – 永井龍雲

    ごめんよ 苦労かけてばかりで話しを聞いてさえ あげられなくてずっと気になっていたんだ 心の中では僕と一緒になって君は 幸福だったかいもう一度言わせてほしい アイ ラヴ ユーと受けてくれるか 再びのプロポーズ 楽しい 思い出のひと時ため息橋の下 ゴンドラに揺られいつも救われていたんだ 無邪気な笑顔に長い歳月重ねた手に 指輪を贈るよもう一度言わせてほしい アイ ラヴ ユーと受けてくれるか 再びのプロポ…

  • 潮騒~The sound of the sea~ – 永井龍雲

    明け染めの潮騒は孤独を際立たせ厚い雲に覆われて人の影もない オレンジの街灯り遠くに瞬いて夜と朝の境界で人を眠らせる ショールの温もりに包まれ砂浜に降り立ち拾った流木で名前を書いた 思い出の中で生きて行くのは寂しいことと人は言うけれど嫌われて嫌って生きるよりもまだ価値あることと思ったThe sound of the sea 仮初めの恋愛は虚しく繰り返す心暗き深海で人を溺れさす 貝(シェル)の欠けらを…

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