森川大輔

  • 恋はいくつまで? – 森川大輔

    今どきハートが トキメクものは若い男の 白い肌もちろん それが 女の子ならスカートの 深いスリットと半分ずらした夏服の 肩の線好きさ 好きさ 好きなんだよね…幾つまで 人って恋をするのかな幾つになっても なぜか恋がとまらない 春なら 桜は満開よりも風に舞い散る 花吹雪もちろん それが 女の子なら硬すぎる ひざ小僧より夏の夕暮れの浴衣(ゆかた)なら もっといい好きさ 好きさ 好きなんだよね…幾つまで…

  • 酒ごころ – 森川大輔

    あの酒場(みせ) この酒場(みせ) 尋ねて三月(みつき)女の酒場は どこだろう夢は潮路に 捨てていいけどわかって欲しい ふたりの絆逢いたい 逢いたい もう一度あの日のあなた あなたに逢いたい あの町 この町 捜して三月(みつき)路地にも灯りが あるだろか知っているかい あの娘(こ)が今も覗いて寒い 寝まくらひとつ今夜は 熱燗 もうひとつあの日のあなた あなたに逢いたい あの海 この海 叫んで三月(…

  • 東京蜃気楼 – 森川大輔

    東京 新宿 風が舞う幸せ一緒に 飛び散った羽根がちぎれた 蝶々のようにわたし翔(と)べない 動けない愛の証しの 白い部屋何で 何で どうしてよ あんた赫い胸元 両手で抱いて愛は束の間 蜃気楼 東京 新宿 肩を寄せブラックコーヒー 匂わせた言葉なんかは いらなかったのどこでこの恋 傷つけた愛のとまり木 折れたまま誰が 涙 溢れさす あんたふたり夢中で あやとり終えた愛は束の間 蜃気楼 愛の証しの 白…

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