斉藤壮馬
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afterschool – 斉藤壮馬
ずいぶん長いあいだ余熱で歩いている放課後の世界では誰(た)も彼もあいまいで 誤魔化せる気がしたの 光に騙されてみだりに藻?いていた悲哀に染まるだけなんて意味ない わかるよ 光に眼を焼かれ飽きずに求めていた浸りきったぬるま湯なんて意味ない場所だろう ずいぶん遠いとこに気づけば来ていたんだな放課後の世界では眩しさに慣れきって やれている気がしたの 光に絆されて被害に困ったふうでそれなりにこなすのなんて…
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Riot! – 斉藤壮馬
雷鳴轟く部屋 閉じこもりさあ豪華絢爛なパーティが始まるぜ大量の酒とスナック 買い込んでマダミスをやるぜ Life goes on センスオブワンダー 失った平凡な毎日で享楽的に足掻いたそれがぼくらの生 Riot!Riot!Riot!Riot! だいたいの物事は 生活に回収されていく そんなもんです大概ねまあそれはそれとて 酒がないみりんのロックでどう?だめ? C’est la vie …
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共犯者 – 斉藤壮馬
揶揄ったふりで騙し通せたつもりかい?謀った論理展開で仲良く堕ちていく集団行動の訓練日 徒党を組んだ民衆にアジられている まやかしの権化 拾い集めても0点でマーヤー 半身を探し彷徨うならば さあ この手を取って共犯関係になろうよ無垢な退屈になど戻らせないぜ ただただ妙にとんがった歪な片割れ平等平等(へらへいとう)そんなヘイトまで足並み揃える味わった混迷のメイズ 誰かの雰囲気をゲイズ飽き飽きだろ? さ…
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mm – 斉藤壮馬
たった数ミリのこと それだけで一切合切 なにもかも狂って呻き 苦しみに耐えている本当は知ってたんだ ただの惰性だってさ 嘘でもいいから 誰か教えてくれなあ なにが正解でなにが間違ってんの ぼくらの骨や肉のすべてがもう一度軋んだってもはや正しさなんて わかんねえよ 調子はどう?って尋ねられても声にならない懊悩確かにかつて感じたはずの心地よさはない どっかずれちまったようだそれだけわかっていてもなす術…
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(Fake)Flowers – 斉藤壮馬
感染経路は未だわからない正体不明の妄想に囚われまがいもんのこんなやつでもなんかいちゃうね、ああ だいたいわかっている、なんてあやふや前後不覚のぬかるみ、沈んでいるなあなあですまし、顔で訊いちゃう存在価値はある? 花々が舞い踊る紡ぐ調べはほらシュプレヒコール憧れは捨て去って揺れる陽だまりは蜃気楼で 散々だったな 振り返れば残念ばっかの外れくじ専門だが今日から全部変わるぜ存外価値はある わがままな足取…
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雨の庭 – 斉藤壮馬
雨の庭記憶は綻んで腐っていく沈丁花出口のない迷路 わずかばかりでいいこの指に触れていて盲いた今なおあなたを探してる 雨がやんだらあなたはもう別のどこかへといってしまうだから今はあと少しだけはまなざしをとめないで ゆらゆらめぐる螺旋のような絡まりあう幾重もの縁は離れたとてもまた撚りあわさる泡沫の逢瀬を あなたといたあの時間はたとえ刹那でもかなしかった交わされないさよならはいらない泣かないで、ね? 雨…
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Puppet Mood – 斉藤壮馬
がらん わからん 退廃の味からっぽの注射器はおいしいのみんな笑ってる知ってるよ 頭に花が咲くんだろきっと美しい空五倍子色だろうねみんななにしてんの 路地裏 ダダのにおい腐ったまま? 蟻の群れを惑わせる右の石を投げつける苦い飴を噛み砕く最高の快感になりそうじゃん サヴァン たまらん 曖昧いとをかし駄々っ子のシンセミア もういいよみんなわかってる電脳の街 あながち 間違いがちねいっそこのままなめずりあ…
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ベントラー – 斉藤壮馬
誰もが単に、歳を重ねていくとしてもこんなふうに、いやらしい大人になるとはね 名前や論理をどれだけ覚えたとこで模範回答だけじゃ届かない大事にしていたあの宝箱はとっくにゴミの山になっている いつか信じたあの呪文も来るはずだった終末も気づけば通りすぎていった笑い話で石ころを蹴って歩いた祈りを込め空を見上げたあの気持ちはなんだったっけ あるいは単に、誰もが気づいてはいたけど優しいあまり、見てみぬふりをして…
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ヒラエス – 斉藤壮馬
たとえば、誰かとすれ違い なぜだか処理落ち 世界の時が止まったりどこかでなにかを忘れてきたような予感がふと訪れたら あるいは、木の葉が舞い散る季節や風の音 ふとした戯言なんかにどうしようもなくね デジャヴがよぎる毒が混ざる 美しい記憶だわなんて身勝手なぬるま湯に溺れて痛いなダーザイン ゆらいで空を切るQはA答えを求めているよ 掌からこぼれた幾億の祈りの残滓 二度とは開けない 土の深い底タイムカプセ…
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ノクチルカ – 斉藤壮馬
いつのまにかさすらいよるべのない日々さ流れに身を任せてふらふらり たゆたって 泥に抱かれどろり 眠るだけ ここじゃなくてもいい、と誰かに呟いた終の棲家などない根なし草 それでいいよ どこへ逃げて飾り立てても誤魔化せないのそんな資格ないから 剥がれ落ちて暴かれていく厳然たる事実だけが影それでもまだひとひらだけ奪われたくはないから浅瀬を泳いでいる醜い魚のようだ揺籃を這い出て流れゆくどこまでも 罪も罰も…