食べることが好きな君は あんまりよく噛まないから
とっても心配だよ 僕たちをもっと使ってよ
お口の中で並んでる 僕たち歯っていうんだよ
しゃべった日も立った日も ずっと一緒にいたからね
でもだんだん君は大きくなり かけっこ滑り台もおてのもの
いろんなものを食べられるね お気に入りはハンバーグ
20本のうちの1本が 君の口から飛び出した
びっくりして泣いたよね ほんのちょっと大人になってく
歯磨きが嫌いな君は イヤだと泣いて逃げ回る
ばい菌が付いてるよ ほらパパもママも困ってるよ
いつでも元気でいてほしい いつでも笑っててほしいから
きちんと磨いてね ゆびきりはできないけど
ほらどんどん君は大きくなり ランドセル背負って登下校
友達もたくさんできたね 気になるコはあのコでしょ
20本のうちの1本が またも口から飛び出した
ほら取れたよって笑う君と ちょっと寂しい僕がいる
20本目のその1本が僕だよ さよならしなくちゃね
大人の君にも会いたいけど しかたのないことなんだ
新しい歯のあの1本に あとは任せたと伝えたから
これからもいっぱい美味しいもの 食べて大きくなりなよね
虫歯だけは気をつけて 君ならきっと大丈夫だね
人気の新着歌詞
あのね – 平山カンタロウ 10代の君になんて説明しようかな今は夢さえうまく答えられないよ相変わらず他人の目を気にしては格好悪くはなりたくないって繕う毎日やりたい事だけじゃ生きてけないし明
包丁とまな板 – 平山カンタロウ あんなにいつも追いかけていたものがいつの間にか懐かしいおもちゃのようそんな日々も板につく今日このごろ老け込むような ふとしたとき寂しい気もするけれど大切なものは
SHE – 平山カンタロウ そろそろ転職もきついけどやりたい事が定まらないむしろやりたい事なんか探してる場合じゃないのかもそこそこやりがいはあるんだと今の仕事やれてるけど心の中にぽっかり空
ススキ – 平山カンタロウ あなたと歩いた街は景色を変えて古い写真のよう焼けて色褪せた戻ることのできないマイメモリーふとした場面が欠片のように散らばり時々色濃く甦るけれどもまた日常にかき消
星のない日々 – 平山カンタロウ 夜空に瞬いている数え切れない小さな星の一つ一つはほら色も輝きも違うけどこんなにも綺麗な星空を作ってる苦おしいほどいつか死んでった星は光を残し姿を消した鮮明に刻ま
とある – 平山カンタロウ ぼんやり街を眺めていました点滅してる信号は二つ気になっている喫茶店は閉まってる古いアパートは取り壊されて急行列車は窓を揺らすいつもの公園に響くはしゃぎ声明日にあ
銀河 – 平山カンタロウ 君と見た星々の河を今日も見つけられなかったから目を閉じて浮かべてたんだ10万光年だって僕らの銀河は僕らは小さくてか弱いし時には何も信じられなくなる悩みなら尽きな
なまえが出てこない – 平山カンタロウ あーあれなんだっけ全然名前が出てこないあーあれなんだっけさっぱり名前が出てこないんだ昨日コンビニで買ったスイーツ最近流行ってるんけどあーあれなんだっけ全然名前が
小さな君がくれるもの – 平山カンタロウ 肩を落として 職場のベランダに出てって短い休憩はため息と流れる人や車を見て終わった30代になって 仕事にも責任が出てきて役職に部署異動 部下に取引もあれこれのし
ノック – 平山カンタロウ ねえ こっちを見なくたっていいから耳だけ傾けてほしいんだ君が思ってること話さなくたっていいうるさいって思うなら落ち着くまで待ってるもう耐えられないならここにいた