嶋野百恵
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レイトショウ – 嶋野百恵
あてどない煙街灯にからみつく 2人は帰る場所を少しだけ忘れ… 冷たい夜露かじかむ手と手重ねたぬくもり―それだけが、とても確かに見えました。 まるで いたずらにその体温は いまもあたしだけの為にめぐり…ふたつの影だけさまよう 遊歩道 生まれかわりもしもまた めぐり逢えたなら こんどはあたしのこと選んでくれますか? うねる想いは にがくそして彼女を選んだあなたを今夜も 嫌いにはなれない… ひとつ ただ…
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キイドア – 嶋野百恵
ただ 抱き合ってただ 愛し合ってただ あなたの為にある。ただ そばにいるただ 夢を見るただ 火曜日も温かいもの。 右に左に ほら鳴り響くのは?歌は? 想いは? 同じ場所にあるよだってそうでしょう…二人は今ここで意味と言えるものを残した 綺麗な夜に踊れる心を…。私があなたの悦びになる…。 うつつに漂う今夜もただ おおらかなただ その膝でただ 深い眠りに落ちるよ。 西で東で立ち尽くす真似など空に青や鳥…
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最後の蜜 – 嶋野百恵
あなたにあげるわ…のどかな狂気に溢れ出した私の全てをじっくり さぁ… 味わってほら この歌声も このしおらしい温もりも全ての自由は その手にあるのよ 2人を生涯 結び付ける生命(いのち)を身体に授けて…美しい日は もぅ すぐそこにある今 温かい蜜を注いで あなたの強さの 弱さの虜よ全ての自由は その手にあるのよ あなたの匂いと共に今日も朝を迎えその幼い仕草に ゆっくりと呼吸出来ないなんて… 愛しい…
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Cream – 嶋野百恵
やわらかな身体からなめらかな繋がりが溶けるクリーム甘く混ざり合うまで。 散らかす様にして。肌の隅までとろけさせて。私の愛するシロップ 口に含む温もり 苦味が甘味に変わるのは巧みにレコードを操る指先で広げる続きがある 愛し甲斐などない。そんなものすぐに消えてあぶくになるわこの世界を出来るだけかき乱して残さず食べてみて形をなくして。私達を待つのはこの姿が灰になる最後の時。 Well, Well, We…
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コネコ。 – 嶋野百恵
9月の夜明け夢に現れたあの人は言ったさよなら。シーツの裾で手に汗がにじむなんて悪い夢だったのかしら…。 甘い恋人残していったものはもうこんな始末よ歌に書きとめておいた出来事たちここへおいでそうよ 私の言葉がひどい傷をつけたいつだってこうよ!!!馬鹿げた泪の為に生きてる。 丁寧になら綺麗ごとなんて何も口にするだけ無駄だわそこらじゅうをまだ散らかしているあの人を愛していたよ…。 甘い恋人残していったも…
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最愛の日々 – 嶋野百恵
昨日の私を見て嫌気がさしたのならこの部屋に居る必要なんて…ないわ。つじつまなんて所詮合わないのだから。 最愛の日々を与えてくれるあなたは最後の人。静かにさせてよ…はき違えてる 私の愛し方を。 あぁ…そばにきて。あぁ…そばにきて。 粗末な言葉をまた私が吐き捨てたらあなたはどんな顔を…するのだろうか。私はいつもこんな事ばかりして。 最愛の日々を与えてくれるあなたは最後の人。静かにさせてよ…はき違えてる…
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狂おしく、あなたに… – 嶋野百恵
そうよ 私はその身体を愛しすぎたの嫉妬に狂い 絡み 噛みつき踏み荒らして 悪い夢の様に あなただけを傷つけて全てを見失ったわ 音もたてず たったひとり あなたは私が狂おしいまでに 愛した人この心を いつも真っ赤に染めた人あぁ そっとしておいて 決して火をつけ直してはいけないの優しい想いでは 愛せないのだから もぅ 終わらせてよ 強い女でいられる様に醜くなった…あざむくようなひどい嘘も口に出して あ…
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ためらいの糸 – 嶋野百恵
眠らなくても いい夜があるわ じっとしていて…一晩中 その繊細な心を あたためさせて… ベランダに揺れる月はもうすぐその眼差しを癒し強く凛とした女は 明日もここでその肩に寄り添ってる もし 何もかも 失っても私は迷いなく そばにいるわあなたに吹く風がひどく うす汚れない様に おろかね…とても 私には黒く濡れた この目でただ あなたのこと見つめては 涙を流す事しか… 誰が こんな傷跡を…私の愛する人…
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夜明け前 feat. KOHEI JAPAN – 嶋野百恵
これで最後に出来そうだからあざ笑ってよ こんな私をただの苦痛な女になって慎ましさまで失くして 夜明けまでやるだけ 歌うだけMOETとKOHEI未来の幕開けどんなトラックでも自由にかっとべる愛に関しちゃ子供みたいにだだこねる1人の夜は人恋しく不治の病 重症のラブシックどんな風?気持ちは困惑歌うならつまりこんな風 押し殺せる程穏やかなものではなかったわこの身体に姿を現したみだらな愛しさは おかしく荒く…
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SOLARIS – 嶋野百恵
どこでなぜありもしない優しさをあてに夜をせがんでいるのかもわからなくなっていくわ…。 冷たい床で眠らせたりしないでひとりの夢を見させたりしないで窓辺の星達を綺麗だと言ったりしないで!!! あなたとなら地の果てまで…いつも本気で思っていたいっそのこと見限ってしまえばいいのに私なんて。 薄暗い明かりの下私達まだ このページの続きさえも見つけられずにいるわ ねぇ どうかおとなしくなるその日まで私の左の手…