富沢聖子
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LA ROSE ROUGE – 富沢聖子
抱きしめて 今日からはあなただけ 愛したい いま 朝陽に なぞられてまだ 少し眠い 素肌窓の外 淡い夢あなたの 寝顔に囁くだけでは 不安抱きしめて きのうより愛したい 人がいる 時はひとしずく 苦い涙傷ついた プロローグやさしさへ 続くのよ迷わない 二人だけのLA ROSE ROUGE ふと いたずらな めまいがねえ ちょっと 刺激的よ目を細め 笑う人気まぐれな 恋がベールをまとえば 不思議抱きし…
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雨を降らせないで – 富沢聖子
夏が過ぎた後西に重い雲空は海の孔雀の羽根ね“少し憂鬱さ”と言ったあの人のその背中に風が聴こえた 長すぎた2人の恋の気圧配置が変わるわ 雨を降らせないで私のハートに雨を降らせないで波音が 消えるまで 秋が近づいて誰もいない海波打ち際 砂がざわめく“もしも たとえば…”の続き今はまだ 言わなくても夜は遠いわ その瞳集めた言葉まるで 雨雲みたいね 愛を流さないで思い出の中に愛を流さないで雨やどり できる…
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Maybe – 富沢聖子
Maybe あなたが見ればウェイトレスの指もふるえるわMaybe 週末のカフェ…遊び慣れたしぐさ…魅かれる 街はもうすぐ 紫の午後になるけど送らないであとの予約は私がひとりじめにしたから Maybe 道行く人の視線さえも きっと集めるわMaybe ペイブメントを並んで歩いたら 恋人…? 腕を組みたい そんな弱気ではないけど私だって負けないつもりあなたから手を引いてくれるまで 街はもうすぐ 紫の午後…
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5分だけのわがまま – 富沢聖子
あの人の横顔を 黙って見つめていればそばにいる それだけでなんとなしに 落ちつけるのよどんな素敵な言葉より この時がとても好きなの 5分だけ わがままを そっと言わせて今だけは その瞳 私のために5分だけ わがままを そっと言わせて他のことなど 考えないでDon’t say… Don’t say …anymore… あの人は私より 大きな夢を持ってる真剣な表情は 向う側に何…