宮崎たけし

  • 料理人一代 – 宮崎たけし

    熱い思いを 刃先にこめて意気地(いきじ)貫く 板修行刀の代わりに 包丁研いで現在(いま)を生き抜く 武士(もののふ)よ味で日本の天下奪(と)る 料理人一代包丁に賭けた 俺の人生(みち) 食ったもんで 人は生きているから板前が作っているのは まさに人生(じんせい)や うまい言葉の ひとつも言えぬ俺の背中を ひたすらにか細いその手で 支えるお前知っているのに 知らんふりいつか暖簾(のれん)を上げるまで…

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