天竜大

  • 望郷熊本城 – 天竜大

    ふるさと出てから 三十余年あの日誓った 夢ひとつ 夢ひとつ嘘と真実(まこと)が 渦を巻く夜の東京(とうきょ)に 泣かされて何度帰ろと 思ったことか熊本城が 目に浮かぶ 惚れてはいたけど 口には出さず今は我慢と あきらめた あきらめた遠いあの日の 馬追いの祭り囃子の なつかしさ闇にさまよう 寂しい心熊本城に すがる夜 涙でうすめた コップの酒を一気呑みした 夜もある 夜もある死ぬか生きるか 追分の人…

  • みちのく魂 – 天竜大

    開きゃ手のひら 握れば拳弱音無用の 風が吹く港三陸 群れ飛ぶ鴎喧嘩しぶきに 逆巻く怒涛(どとう)沖できたえた 命が炎(も)えるみちのく魂 誰が知る 目から出るうちゃ 涙じゃないよ男涙は 肝(はら)で泣く白い牙むき でっかい波が船の舳先(へさき)を また噛みにくるここが勝負だ 男の舞台みちのく魂 伊達じゃない 人の情けが すたれた時に人の情けは 光るのさ暗い闇夜を 照らそじゃないか生まれ育ちは 陸前…

Back to top button