多次元制御機構よだか
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スターダスト・エウレカ – 多次元制御機構よだか
夜空を照らしたメヌエット躓いて傾げたハイヒール世界はふたりだけのゴーランドいつまでも回らずに 引っこ抜かれたままの心臓返せったって素知らぬ素振り君の熱、魘されて眠れない 今踊りたいんだ運命がふたり運び終える日まで見つめ合う度に 黒目の形で刺さったまんまの流れ弾知りたいんだ最初で最後のこの世を成す秘密を連なる星にあなたを見紛うこの愚かさを恋と呼ぶのなら溶ける指先が触れる体温がその瞳が胸の奥を燃やした…
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或星 – 多次元制御機構よだか
24色じゃ足りないぐらい色々あったね フルカラーで蘇るあの子は今もバイオリンを続けているだろうかそれが揺らした空気は風になれただろうか 誰もいない駅で冷えた空気を吸い込んだ誰にも言えない君の夢がいつか叶いますように 幻を乗せて今走る列車を見送る君にまたいつか会えたなら帰ろう、明日へ 本当に欲しいものはいつも心が知ってるだからそれを殺してまで何かを欲しがらないで 思い出はいつでも君が見逃したUFOあ…
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稲の妻 – 多次元制御機構よだか
雨を飲み干し解けなくなったいつか固く結んだ紐ふやけた中身はもうどうだって良い歩けてるのだから。 アスファルトをずるり撫で付けて万歩計の限度 捧げた贄「分け前に疼く日は峰を望め」逸れた踵の幻聴 頬を捻ったとして醒めない夢の中で彼是詰めた鞄が食い込んで鬱血し切った翼 擽(くすぐ)っている甘い匂い振り向けば、七つの乳房だ!ひび割れる幻昔から好みは偶数だ。切り裂いて!首を鞣(なめ)して!冷たければ刃で構わ…
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オデッセイ – 多次元制御機構よだか
さあ、旅を続けよう時計屋のおじさんが「お待たせ」と笑ってそっと螺子を巻くみたいに さあ、旅を続けよう翅を穿つデブリに継ぎ接ぎ塗炭の板が錆び付いても 砂垢溜まり、ヘッドライトそっと拭い取って泣き腫らしていたインジケータ夢で濯ぐ 滅多になくご機嫌に吠えるエンジン尻尾を振って今日は星でも降るのかよ? きっと想像していた通りの自分になんてなれやしないこと許せないままの僕を赦してやりたいんだ機体は速度を上げ…
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ハイウェイ・ラピスラズリ – 多次元制御機構よだか
錆びたサイドブレーキに涙が滲む僕ら地図を開き遠く夜を目指す 「速くなくってもいいよ、君のフルスピードで。」光よりも速い優しさが走る 彼方に落ちる星明かり海を漂う欠けた月そのどれより眩く胸焦がすのは夜を裂くような君の瞳。 いつかあなたの思い出の中に笑ってる僕で紛れ込めますようにルーフを開けて君が手を伸ばす先に見つけたよ 一粒の流れ星ハイウェイ・ラピスラズリきっとそんな気も知らずに君が笑う 茜色に溶け…