歩く 歩き回る
喧噪が遠くで囁いた
歩く 歩き回る
溢れそうな何かが溢れている
歩き 歩き回り
幻想を睨み放り投げた
何も感じぬように
ただひたすらに
俯き佇む街灯が
足元を弱く照らす
そっと消えるように呟く
貴方もひとりなの?
痛いくらいに突き刺す風が誘う
たった一つの輪郭に
重ねるたび街に溶ける
選ばれなかった生き様を。
並行世界を望むような
誤魔化しきれない隙間に
また落ちていく
行き着く先も解らず
書き留めたい言葉の束が
指先を動かすままに
また走り出す
いつかの芽生えを願って
走る 走り抜ける
弾けそうな鼓動と人模様
今は心地よい
歩道橋の上で足を止めた
2種類の涙を持ち寄って
薄め合う日々だ
あの時あの場所 戻れたら
何か変わるのかな
空に亀裂が走っている
差す光には幸せが
きっと詰まっている
痛いくらいに突き刺す風が誘う
たった一つの輪郭に
歌声さえ街に溶ける
息遣いだけが木霊する。
並行世界を望むような
誤魔化しきれない隙間に
また溺れていく
行き着く先を求めて
書き留めたい言葉の束が
指先を動かすままに
また呑まれていく
いつかの芽生えを願い
また呑まれていく
いつか晴れるのを願って
人気の新着歌詞
融界 – 名無し之太郎 午前二時過ぎの歓楽街こんなもんか 他愛も無い震える指で逆様のたばこに火を付ける硝子の向こうの熱気と喧騒混ざり合わない現実と理想いつだったか今日に設定した期限上手
我儘 – 名無し之太郎 匿名希望の代引きそんな不条理な始まりから終わりまで 行き先一つの阿弥陀籤赤の悲願の束が微笑んでるポケットに詰めた賄賂に言の葉にのせる皮肉居留守できない代引きなん
嘘つき – 名無し之太郎 どうなるんだろうか生きている意味がないなんて本当は強がりなんでしょう意識のシグナルはゆるりと消える?電波乱れたようにぷつり途切れる?がんがんと痛覚まで冴えわたる
カラヤブリ – 名無し之太郎 ねえ 聞こえてる?遠く隔たる 叫んでも届かない手で掬うけど儚く散るの また蹲るだけ忘れていた現状維持だね 傷つくよりは直径 800mm の僕だけのラボで息づく繭
風化 – 名無し之太郎 始まりの鐘鳴り響く頭を垂れる深々と逸る思いを抑え込み指を絡めて手を繋ぎ足並み揃えふわり跳ねてひらり回る腰を抱き寄せ口づけを交わす日まで歌い舞い踊る夢を見る貴方と
毒矢 – 名無し之太郎 切り開け 翳りのない眼で見据える先その日まで 迷いなき誓いを貫くままに生命を賭ける 残された道を見出すために未来へ向かう 繋いだ手二度と離さぬように青々とした緑
春巡り、 – 名無し之太郎 咲いた五稜星僕ら出会って暗闇の中に 光が爆ぜた悪戯に糸は結び結ばれ凪いだ人生は流れ出した偶然も必然っていうでしょ残り物には福があるってさ本当だね解けそうな糸を結