吉田拓郎

  • 五月の風partII – 吉田拓郎

    五月の風を浴びたくて心の窓を 開けてみる何となく ただそれらしくやっとここまで来たようだ いく度か胸に しみたのはそこに愛が 見えたからひたすらの この純情をつらぬく気持ち あふれ来る いさかいは今 想いはるかな陽炎となり 夢になりたち尽くす僕 涙しみじみなつかしい歌 流れてる 夏に向かう雲たちよ 先に行って くれないかあの頃のこと もう少し 思い浮かべて いたいから 想い出たちを そっとやさしく…

  • Address Unknown – 吉田拓郎

    時代は先を急ぐ 旅人のように大きく形を変えて しまいました時は僕達を 待ってはくれない夢を追いかけてると 眠る間も無い 早合点の君も ノロマな僕もみんな巻き込んで 流れて行くよねそれは君と僕には どうしようもない背負った荷物はどこに 下ろせばいい あの頃ってなぜか皆んな こわい物知らず間違い だらけのままで 決断をしたよねあれはきっと夢だったんだ 夢を見たんだと今夜もそっと味わう ビ-ルの泡の中 …

  • 真夜中のレター – 吉田拓郎

    なぜか悲しい夜だから誰か話しかけて欲しいでっかい地球と でっかい夜がドアの外に見える どんな言葉でもいいから少し心を見せあおう小さな自由と 小さな愛が伝わるだけでいいのさ 人が恋しい時があるここに1人でいる僕を夜空のどこかに しるしておきたい愛する人に届けと 君の心に触れる夜涙拭かずに歌いたい今夜の僕等は 地上の星屑はかない言葉で結ばれる 君の言葉を抱きしめる僕の気持ちを打ち明ける今夜も僕等は 地…

  • 証明 – 吉田拓郎

    暗い暗い路地が見える野良犬さえも 臆病がってどこへ続く道かは知らぬ行ってみよう おのれの足で生まれてきたんだ 何故かは言わぬ生きねばならない とやかく言うなはいつくばって そして 踏みにじられてだけどおのれの証を 生きてる証をOh.確かめてみたいから 裏切りなどと悔やむな命優しさなどと おごるな暮らし言葉におぼれワラさえつかむみじめが嫌なら 語るな人を愛するだけでは 物足りぬだろう愛されたいとは …

  • こんなに抱きしめても – 吉田拓郎

    君を こんなに抱きしめても満たしきれない 寂しさが君を こんなにだきしめても証しきれない 寂しさがまだ 始まったばかりの君ともう終わりかけてる ぼくだからまだ 軽くなれない君ともう 重さになっている ぼくだから どんなに強く 抱きしめても満たしきれる はずがないどんなに強く 抱きしめてもひとつになれる はずがないまだ はるかにゆらぐ 君ともう とどかない ぼくだからまだ 溢れすぎてる君ともう 醒め…

  • Voice – 吉田拓郎

    声のセクシーな男って好きなぜって?「ふふ」なんて君は笑うセクシーな声ってのはチョコレートみたいな声で乳房がかたくなってくるそんな声なんだそうだけどぼくの声はセクシーだそうでお酒をのむと悩ましいらしい乳房がかたくなってくるって…ゴム風船みたいなのかな?ぼくのおっぱいは アズキみたいではじめからかたいツブなんだ 私の声って セクシー?ねぇ教えてなんて君はいうそれでは正直にいつわらずいわせてもらいます君…

  • 隠恋慕 – 吉田拓郎

    雨街 風街 路面電車は想い出みたいに 横切り消えた線路の向こうで 子供のように両眼を押さえた 君が立ってた正直すぎる男が 優しすぎる女の肩抱いた時 雨も上るよ隠し隠せぬ隠恋慕好きと言えずに 空見上げればやっと見つけたよ 倖せの影 夢街 川街 舟を指さす人生抱くには 小さな君の掌 ごらんよか細い 生命線を一緒に重ねて みるのもいいねいたわりだけが 取り得さ 涙もろい男さそれでもいいと うなづいてくれ…

  • 流れる – 吉田拓郎

    今は黙って 風の音を聴け木の葉の舞う季節を 季節を知れ想い出すな 荒野の朝を包みかくしてしまえ 静けさの中に座り込んだ男を見よつかみ取った夢をにぎりテレ笑いでウソだと言うのみ 立ち向えば言葉が荒れ始める古き時代の強者(つわもの)どもが生きるすべなど教えにやって来る明日は今よりも 死せる時なんだといずれはもとの闇の中へ答えも無く 消え去るのみ恥かしさを こらえられるか 今は黙って 風の音を聴け今は黙…

  • SORA – 吉田拓郎

    足りないものがありました 私の中に人を愛し傷つけて 恋しすくわれて空よ 私より 大きな空よあなたの大きさは すべてを許せますか季節がいくつあったとしても どこへも行けず私を連れて行ってください 旅するあなた空よ 私より 大きな空よあなたの大きさは すべてを知ってますか行きましょうか 行きますか生きましょうか 生きますか 心貧しい旅人は どこへたどりつく泣いたふりでもしましょうか 疲れた顔で空よ 私…

  • あいつ – 吉田拓郎

    あいつはそれでも君を愛してたよばかな話と思うだろうけど いいんだと次から次へと男を変えてそうさたしかにいい娘に違いはないけど愛だの恋だの言葉は軽くその夜かぎりに身を任せ朝になったら見ず知らずそんな女と知りつつ おぼれてた奴 この世に男と女が居るかぎりこんな話はどこでも ころがってるだろう罪深いのは時には男だね笑顔の哀しい女もあるだろうあいつが死んでも彼女は泣くまいそれがはやりのゲームだといつも言葉…

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