北原ミレイ
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人生に幸あれ – 北原ミレイ
あなたが今でも 心をよぎる元気で暮らして いるかしら失くした恋を 思うたび胸の中に さざ波が立つの人生に幸あれ あなたの人生に熱い思い 語ってくれたあなたの夢が いつの日にか叶うようにと 祈っているわ 今ごろしみじみ 分かったことはあれほど愛した 人はいない死ぬほどつらい 別れでも時が経てば 思い出に変わる人生に幸あれ あなたの人生に不意に街で 出逢った時は微笑みながら 言葉交わすそんなふたりに …
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終電車 – 北原ミレイ
ふたり 暮らした 小さな部屋をわたし ひとり 出て行くの駅の近くの コーヒーショップ来ない あなたを 待っているもう この街には もう 戻れないあなたを 愛し過ぎたからこころ きめた終電車 部屋に咲いてる ヒナゲシの花これから誰が 育てるのこぼす涙は 嘘つきじゃない戻る ことなど できないわそう あなたと見た あの あおい空ちぎれた 片道切符にわかれ のせた終電車 もう この街には もう 戻れない…
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手紙 – 北原ミレイ
一言だけの 短い手紙 そっと読み返す見慣れた文字が 愛しく見えて 涙こぼれそうよ「ごめん」と言った あの夜の顔が 今も蘇る流れる季節 いくつも越えて待って待ち続けた「元気ですか」の あなたの文字が私を 昔に連れて行く あなたの部屋を 訪ねてみたの 一目逢いたくて隣の人が 教えてくれた ここにいない事を突然知った あなたの最期 悪い夢のよう小雨の街を 恋しい名前呼んで呼び続けたもう逢えないと 信じた…
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その日のために – 北原ミレイ
ため息がバラードになる 静かな月明かりあなたが帰った後で 鍵をしめる この部屋切なさと恋しさが今 涙になって零れ落ちるこんなにもあなたを好きな 私がいるなんて お願いよ 夢の中まではどうか逢いに来ないでね目が覚めた時 いないあなたを捜したくないわお願いよ 夢の中まではどうか逢いに来ないでねいつかこのまま逢えなくなるその日のために 強がりを云うその度に 心が泣いてたわあなたが帰った後の 椅子に寄せた…
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雨あがり – 北原ミレイ
雨が嫌いだった心までも 淋(さみ)しくて雨のち雨の 人生だったあなたに逢うまで 私昨日と同じ あの空に綺麗な虹が かかってるこれを人は 幸せと呼ぶのでしょうね… 呼ぶのでしょうね雨あがり 愛が叶うなんてきっとないと 思ってた誰でも人は わがままだからあきらめていたわ 私あなたの為に 使いたいこれから生きる 歳月(としつき)を過去は全て 流しましょう昨日の雨で… 昨日の雨で雨あがり ラララ… 雨あが…
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サクラウタ – 北原ミレイ
あなたの替わりに なる人は世界のどこにも どこにもいないわ必ず逢えると 信じてた私の人生 ゆだねる人にI Love You サクラが舞うふたりを優しく 包むよにI Love You サクラが舞う去年よりも 去年よりも 美しく 麻布につながる サクラ坂ちいさな枝にも 枝にも一輪誰もが見上げて 指を差しだまって幸せ かみしめて行くI Love You サクラが舞うあなたを愛して 良かったわI Love…
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薔薇の雨 – 北原ミレイ
部屋中に 薔薇を飾りましょうサヨナラを 彩るため傷あとは 愛した深さ私の 赤い涙よ…wow ラビアンローズ 帰るあなた窓から 名を叫んで薔薇の雨 降らせるの美しい 愛の幕切れだわ 花束で 頬を叩きたいもう顔も 見たくないと嘘つきな 女になるわあなたを 愛してるから…wow ラビアンローズ 人生とはうらはら 棘と蜜とその胸に 刺さりたい私を ずっと忘れないで ラビアンローズ 帰るあなた窓から 名を叫…
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卒業 – 北原ミレイ
季節の香りを 風に知らされて気づけば華やぐ 街並みと風景長い長い月日 重ね合った愛は力なく落ちてゆく 大きな夕陽ね私は大丈夫よ 身軽に生活(くらし)てゆく何にも気にしないで 卒業 二人の愛は 港に停泊(とま)った 白い船でゆく言葉は交わさず あなたを見送る遠い遠い昔 愛を誓い合った輝いた瞳には 夢を映していたあなたは大丈夫よ 自分の思うように何にも気にしないで 卒業 二人の愛は 私は大丈夫よ 身軽…
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愛を紡いで – 北原ミレイ
生きてきた歳月(としつき)を ひもとけばいくつ小説を 書けるでしょう今では笑って 云えるけど心が折れて 泣いてたあの日フシギね 一億二千のその中でめぐり逢えた ふたりあなたと生きる 愛を紡いで今日も明日も その先も愛を信じて 叶わない夢ばかり 追ってきたひとりがむしゃらに 思うままにあなたに逢うまで 忘れてた愛する事や 信じる事をステキね ふたりが主役ね人生のいつもどんな時もあなたと歩く 愛を紡い…
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人生の贈りもの – 北原ミレイ
ふりむけば おもいで達がまぶたの裏を 駈けて行く時代の流れに 取り残されて手さぐりしてた あの頃夢の途中の 坂道で背中を押して くれたのは そう あなたせめて云わせて ありがとうあなたが私の 人生の贈りもの ありふれた 幸せの意味気付かなかった 若い頃淋しさ抱えて 眠れない日は時計の針を 憎んだもしも器用に 生きてたら逢うことなんて なかったわ そう きっと一度限りの 人生に乾杯しましょう 今日の…