リーガルリリー

  • ライナー – リーガルリリー

    まだ1人で座りたくない気持ちだけれど出発のライナー あと10秒で。水滴、窓のレンズにぼくが映っていた出発のライナー あと10秒で。 感動する前の数秒前 控えめな心のぼくは見つめていた かなしみを 言葉だけで粉々になった 瞳だけで返した僕は大人じゃん ちょっと泣けるじゃんって思った1人がけの席に座って 同じ虹を見ていたちょっと泣ける話って思えたんだ ライナー。 目の前はプラスチックの草原で、どこから…

  • 高速道路 – リーガルリリー

    耳慣れしていたまちの声、なれていくばかりで気づけない。ビルが空に近くなるほど、ぼくらは狭いオリのなかへ。 発展都市は何10億年も輝き続けた者たちを一瞬にして 殺しました。 空を高く見上げてごらん。星々達は息を呑む。空で微笑むお月様よ。汚れた場所を照らして磨いて。 発展都市は何10億年も輝き続けた者たちを一瞬にして 殺しました。 夜のヒカリは都市のヒカリへ。 人気の新着歌詞 ムスタング –…

  • the tokyo tower – リーガルリリー

    新しいものが欲しいんだ。新しいものが欲しいんだ。遠い涙が欲しいんだ。遠い涙を持って行こう。 red light 東京タワーの星空きこえてますか?red light 東京の星空、きみはなんていうの? 時を消して 街を消して そんな最低最悪な夜時を消して まちほうけして きみがそういう顔して言うから耳鳴りが止まらないや。耳鳴りが止まらないや。きみのせい、そう、きみのせい?そうきみのせい?だから、泣いて…

  • 教室のしかく – リーガルリリー

    目に見えない魔法を片手にきみを脅して笑ったぼく目に見えない魔法を片手にきみを脅してしまったぼくたちは泣くの。きみは笑うの。 明けない夜にキスをして明るい場所へ逃げ出そう。きみがいる幻でも光の数を殺してるんだよ。 目に映る手鏡の向こうを枯れた指先で撫でまわす。目に映る醜い顔立ちのぼくは全然笑ってないけれど、きみは知らずに笑うの。 知らない方が良かったこんなに早く終わるとはきみの髪の香りときみの肌の香…

  • トランジスタラジオ – リーガルリリー

    トランジスタラジオからの中継を耳にして、ぼくらその場で横たわり黒いコ―ヒーを飲む。トランジスタラジオからの中継は耳障りで、ぼくらその場で横たわり塞ぐ耳も持たずに。 愛をちょうだい、愛をちょうだいよ。そっちじゃないよ。 明日をみうしなわないでいるよ。日々の体温と快楽を全部忘れてもプラットホーム あぁ、過ぎ行くサイレン日々よ、ぼくよ、とまれ 視力を忘れてしまうくらい暗い場所で見たたかが数ミリの埃が、足…

  • 若者たち – リーガルリリー

    その日は夕方のオレンジ 充満したホコリが浮かんだ遠くの工場の音や 空から降る飛行機の足音 その日の夕立はオレンジ 充満したヒカリが浮かんだそれらは地響きとなって わたしの足元へと伝うけれど この心臓のリズムにうまく溶け込む必要はなかった いま、若さで傷ついてもいいからさ。いま、若さで泣きやんでもいいからさ。 メトロノームはいらなかったんだ。みんなひとりぼっちのメロディが交差するだけだった。 人気の…

  • ハイキ – リーガルリリー

    私の理屈通りのものは 君にとっての退屈かな本当は飛び込んでみたいんだ だけどとっても卑屈 廃棄処分寸前だった君が好きなやつを廃棄処分寸前だった私が拾った 痛い、痛い、触りたい、指先でつかんだお月さま痛い、痛い、変われない、性格もリズムも体温もTonight、Tonight、触れないやTonight、隣の君は笑顔で、おなかがすいたの 私の退屈だった日々を 塗り替えた笑顔はいくつかな?嘘つき 本当つき…

  • 管制塔の退屈 – リーガルリリー

    コックピットの掃除も人間関係も日向ぼっこ閉じ込めて抱きしめたい私は最後の操縦士 手慣れた速度で滑走路 飛び立った 初めての景色はこんなに退屈を忘れるの帰りたくないうちにこのまま消え去りたい そんな夕日を見てた言う人もいなくて言うこともなくてただ夕日を見てた。 時計の秒針に溶けた孤独な午後に咲いた花は散った。それは、ずっと昔からあったかかったお母さんのポッケの幻想。都会の喧騒に苛まれてどこかに帰る?…

  • 泳いでゆけたら – リーガルリリー

    ぶらんこが一番上に登ってた。どうして僕らは用意されたもので、遊んで飽きていた。 ぶらんこが一番下に戻ってた。どうして僕らは重力のリズムに、従って生きていたんだろう。 空はどこまでが空なんだ?雲はどこまでが雲なんだ?僕はどこまでが僕なんだ?ねぇ? 泳いでゆくから 泳いでゆくから感覚は夢じゃないはずだから。覚書が重なってきたら、また会ってくれないかなぁ。 泳いでゆくから 泳いでゆくから君のもとへ 泳い…

  • 60W – リーガルリリー

    しょんぼりとした若者が突っ立っていたアスファルトに咲く花を眺めていたんだ隙間ができれば何かまた入るんだってその場から体を引き剥がした 街の星は見えなかった銀河の中 寂しかったあぁ カムパネルラせいぜい60Wこの街の光になった 寝ぼけ眼の両目を擦っていたのは本当の夢をまた見逃していたからそこでチャンネルをまた右に回してもパルスノイズその場から両目を引き剥がした 生きていく意味を知って またそれに殺さ…

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