この小さな紙切れには
色んな人や色んな景色 描き込まれている
消える前に 忘れる前に
懐かしい思い出 眩しい思い出
この世界の朝焼けに この世界のさざ波に
この世界の陽だまりに この世界のあちこちに
あなたがいたこと 私がいたこと
泥化粧で渡った大潮の海
荒波を駆けてく白いうさぎ
黄昏を拝んだ欄干越しの海
霞んでる地平線に浮かんだ船
一夜の夢のように
いずれ消えてなくなる
記憶の輪郭をこの手でなぞってる
光と影、点と線で
芯を寝かせ指でぼかし描いているのは
目で見たもの感じたこと
覚えてる通りに 呼び起こしている
この世界の切れ端に この世界の片隅に
私がいたこと
この背中を撫でる光の掌
海苔のような宵闇が私を包む
胸に秘めた想い 離れ離れでも
いつまでも心灯す愛の残照
懐かしい切れ切れの誰かの寄せ集めが
散らばってはまたあなたの一部になる
この小さな紙切れには
どんな場所もどんな人も居場所があるんだ
書き留めたい 確かめたい
温かい思い出 切ない思い出
この世界の朝焼けに この世界のさざ波に
この世界の陽だまりに この世界の優しさに
この世界の この世界のあちこちに あちこちに
あなたがいたこと
私がいたこと
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