やくましんいち
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Love me tender – やくましんいち
Love me tender あなたにまた会えるLove me tender 素直に態度に出せずに それでも 独り切なさを悲しみ 繰り返し 待っているあなたを あなたを Love me tender 強さももっといるけれどLove me tender おし込むばかりじゃつまらない それでも喜び激しさを求めて 待っている それだけでは始まらない つまらない それでも 漂い 歩いてゆく何度も 空しさ …
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幻想 – やくましんいち
暑い陽射しで霞んでる 列車は鈍く南下した線路の継ぎ目が単調な 振動を伝えてく ほおづえついて黙ってる わずかに青く窓の外次々と変わる風景が 退屈を止まらせる 走ってく 流れてく あの空に ビルが建つ帰らなきゃ 行かなくちゃ僕が邪魔にならないうちに 僕と自分を間違えないように 幻想も 欲望も 思い通りに 話せる 話せるから 縦横無尽な感情が 持てるならきっとそうだろ退屈と窮屈に耐えて 毎日が流れてく…
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ムーンライト ドライブ – やくましんいち
群青の空に浮き上がるyellowが今夜はでかくて まだ今日は眠気を飛ばしてただ夜がシトシト巻きつく 静かに夜更けを抜けて 月明かり潜ってゆこうどこへも決められずに ゆらゆらを泳いでゆこう ただblueの街を抜けてゆくまだthroughのまぼろし見つけて ほんのりと強すぎて まばゆくて甘くて柔らかに駆け抜ける 真っすぐに静かに ムーンライトドライブムーンライトドライブムーンライトドライブ ムーンライ…
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朝日のあたる部屋 – やくましんいち
寒い夜 待ちきれなくていっしょに行こうと 電話 してきたのに昨日も 悪さして また怒られてるのかいつも いじってばかりのバイクが壊れたか 自転車で風を切ってく約束してたレコード、カタカタ鳴った声が漏れてくる 2階まで駆け上がれば先にあいつが寝転びしゃべってる 笑ってる ああ 君はあの散らかった部屋で話した夜を 今も覚えているのか 街に明かりが消えて 薄らびが差し込めばユラフラしながら 今日に戻って…
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夏に溺れて – やくましんいち
目まぐるしく 夏空は 足早に過ぎてくモクモク雲が 雨を落としてく バラバラと 夏雨は 少しだけ涼しくて風をはこんで 眠くなってゆく いつも乾いてる 鼠色の地べたも風が染めて 真っ黒になって光ってく 風が動いた匂いを 感じて 夏に溺れて汗だらけの夢の続きを もう一度見よう 夏の終わりは寂しくて だから雨は切なくて通り過ぎてく 独り歩いてる みんなはしゃいでた 砂の浜も 海の家もやがて片付き まっさら…
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太陽に急かされて – やくましんいち
太陽に急かされて 君を乗せ また急かされてくたびれた こいつで走ってゆこう ああ 映画のような ドラマチックはないけれどああ 緩やかな 上り坂をアクセル踏んでゆこう さあ 感じたのは 移り変わる季節さあ 眺めたのは 流れてゆく風 太陽に急かされて 君を乗せ また急かされてくたびれた こいつで走ってゆこう ああ 君はどうやら 眠そうにしているけれどああ 逃げてゆく 白い雲を追いかけてゆこう さあ 感…