さやま友香

海鳴り – さやま友香

逢いたくて 逢いたくて
あなたに逢いたくて
悲しくて 悲しくて
お酒を口にする
今ごろは 今ごろは
海峡すぎるころ
有線が有線が
私を泣かせるの

女にはいつの日も
愛が愛がいのちです
約束の季節には
どうぞどうぞ帰って
海なりが潮風が小窓をふるわせる

ひとりでも ひとりでも
生きては 行けるけど
思い出と思い出と
おはなしできるけど
いつの日もいつの日も
しあわせ求めたい
あなたしか あなたしか
こころにないのです

水割りも少しだけ
肌も肌もいたわるわ
やさしさを身につけて
じっとじっと待つのよ
しあわせになれそうな予感を信じたい

女にはいつの日も
愛が愛がいのちです
約束の季節には
どうぞどうぞ帰って
海なりが潮風が小窓をふるわせる

しあわせになれそうな予感を信じたい

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