Uru

  • 青と夏 – Uru

    涼しい風吹く青空の匂い今日はダラッと過ごしてみようか 風鈴がチリンひまわりの黄色私には関係ないと思って居たんだ 夏が始まった合図がした“傷つき疲れる”けどもいいんだ次の恋の行方はどこだ映画じゃない主役は誰だ映画じゃない僕らの番だ 優しい風吹く夕焼けの「またね」わかっているけどいつか終わる 風鈴がチリンスイカの種飛ばし私にも関係あるかもね 友達の嘘も転がされる愛も何から信じていいんでしょうね大人にな…

  • プラットフォーム – Uru

    キラキラ眩しくて眩暈遠くを見つめる横顔今、相応しい人に なるためにあと何度アップグレードすればいいだろう有言実行大事なことは 確かなFeeling Feeling 君が好きどんなに時が経っても、ねえDarling Darling 最愛の人よ 伝わってる?Feeling Feeling 苦しい時は支えられるキャパシティをここに備えておくから 右へ左へと旋回今はまだ少し頼りない僕だけれど 丸、三角、四…

  • 手紙 – Uru

    同じ屋根の下 同じ天井を見て明日を想いながら眠りにつく夜時には小言を呟きながら忙しなく身支度をする朝 繰り返す日々を退屈だと思ったことなど一度もありませんああ、洗濯物が今日も風に揺れているあなたへ、あなたへ、届けと 見上げれば澄んだ勿忘草色綿菓子のような雲がただ一つ静かに流れていきます言葉数は足りないあなたでしたが渡せるようにと繋いできたものあなたがくれた日常を愛しています 擦りむいた膝に貼った絆…

  • 春 ~Destiny~ – Uru

    振り向いた瞳が揺れてたピンク色の風追いかけながら確信めいた熱い塊が胸に溢れ出していた 長い髪を束ねる指も呼吸する度上下する肩もこのまま横で眺めてるだけじゃ何も変わらないのだろう この角張った世界でたった一人の君と僕が出会えたならまだ不確かでよく見えないものもこれから見つけられる 重なったDestiny僕らはいつだって笑ってる未来を今こうやって願って描きながら黄昏たり、夢語ったりなんでもない会話だっ…

  • フィラメント – Uru

    手を振った後の道が寂しくなるのは君の背中が遠くなっていくほどまた一人きりの世界に戻っていくから 本当は弱くて、なんて情けないから言えないけど でも君はきっとそんな私のこと随分前から知ってたかな 点いては消える街灯を見てた心許ない灯りの中行き場を失くした冷たい右手を握ってくれた君の手が優しかった 10年後の私はちゃんと笑えてるかな今日まで流した涙の分も拭いきれない弱さも君がくれた強さも胸の奥 抱きし…

  • ランデヴー – Uru

    神様なんていないと思った玉虫色の最悪な午後はまだ君のこと呼んでるよ腹が立つほどに毒が抜けないな 愛されて愛の色を知るのなら君は僕を彩っていたんだ食欲のない芋虫の右手クリームパンも味がしないな 他の誰でもない君にしか埋められないだから厄介ねえ 巻き戻していいかい 透明な雨の中あの街でランデヴー運命も無視して歩いてく君の足跡が何処にも見当たらないところで目が覚める即席の感情で書いてるこの詩がいつか時を…

  • 奏(かなで) – Uru

    改札の前つなぐ手と手 いつものざわめき、新しい風明るく見送るはずだったのに うまく笑えずに君を見ていた 君が大人になってくその季節が悲しい歌で溢れないように最後に何か君に伝えたくて「さよなら」に代わる言葉を僕は探してた 君の手を引くその役目が僕の使命だなんて そう思ってただけど今わかったんだ 僕らならもう 重ねた日々がほら、導いてくれる 君が大人になってくその時間が降り積もる間に僕も変わってくたと…

  • アンビバレント – Uru

    いつだって君は恐れを知らず好きなものに夢中な猫みたいで 君が眩しく感じるのはきっと僕が君を見てたから刺激的な思考回路惹かれてく 碧い、碧い、その瞳に僕はまだ映らない君は今日もいつもの君のまま揺れる、揺れる、この気持ちはどこかにしまったまま今はここでただ横顔を見てる 酸いも甘いも知ってるフリをして型にハマった 窮屈な日々の中 見慣れていたこの景色に新しい風が吹き込んだような刺激的なその存在惹かれてく…

  • 恋 – Uru

    あなたの恋の犠牲になったつもりはないよ続いてくことだけが全てじゃないの 描きあった夢だって 叶わない約束だってそう交わしたあの瞬間に意味があるの あんなに幸せだった時間をさよなら一つくらいで なかったことにしないで あなたがまた誰かに恋をするときに私を振り返ることがあるなら心配しないで あなたも私も次の恋はきっと素晴らしいから 私のそばであなたは 変われなかったようでほんとは変わったとこ いくつも…

  • ハクセキレイ – Uru

    左のポケットに右の手を入れるように不自然な格好が僕には似合ってると思ってた 空を飛ぶ鳥たち 電線に停まる二羽羨むわけじゃなくてさなぁ、聞いてくれるかい 僕にも隣にいてくれる人がいる一緒だな君等より ずっと青いけれども 名前を呼び合ってさ不揃いでも愛を紡げば一二の三四で大空へ飛び立つそんな事を考えている 瞬きを繰り返してみても どうやら幻じゃない僕の左半身に伝わる 慣れない温かさなぁ、大切なもの そ…

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