夢からまだ醒めないままの子供の様に立ち尽くし続ける
胸を刺す痛みだけ 「ねぇ、嘘だろ?」
好きと言った言葉さえもこぼれ落ちるただのお伽話
一瞬の夏の幻の様に
通り過ぎる8月の雨 僕だけに落ちて
遠ざかって行く記憶の中の君 陽炎の様に
狂おしい夏の残り香がすぐに
明日を信じれた昨日に戻す
夢からまだ醒めないままの子供の様に立ち尽くし続ける
呆れるほど永く遠く 「傍に居てほしい」
君の笑顔 君の瞳 愛しい日々が僕のこのまぶたに
焼き付いて離れない 今も
遠い虹のうつろな光 ただ1人見つめ
青空には飛行機雲だけが 白く浮かんでる
手を伸ばす度に捕まえきれずに
季節のなか面影探す
雨の様に風の様に届かない君の後ろ姿
切ない程輝く 「ねぇ、嘘だろ?」
君が出した愛の答え最後に見た知らない表情が
焼き付いて離れない
今も
雨の様に‥
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