TOMATO CUBE

うたかた – TOMATO CUBE

夢からまだ醒めないままの子供の様に立ち尽くし続ける
胸を刺す痛みだけ 「ねぇ、嘘だろ?」
好きと言った言葉さえもこぼれ落ちるただのお伽話
一瞬の夏の幻の様に

通り過ぎる8月の雨 僕だけに落ちて
遠ざかって行く記憶の中の君 陽炎の様に

狂おしい夏の残り香がすぐに
明日を信じれた昨日に戻す

夢からまだ醒めないままの子供の様に立ち尽くし続ける
呆れるほど永く遠く 「傍に居てほしい」
君の笑顔 君の瞳 愛しい日々が僕のこのまぶたに
焼き付いて離れない 今も

遠い虹のうつろな光 ただ1人見つめ
青空には飛行機雲だけが 白く浮かんでる

手を伸ばす度に捕まえきれずに
季節のなか面影探す

雨の様に風の様に届かない君の後ろ姿
切ない程輝く 「ねぇ、嘘だろ?」
君が出した愛の答え最後に見た知らない表情が
焼き付いて離れない

今も

雨の様に‥

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シーツと遊ぼう – TOMATO CUBE

久しぶりの休み目覚ましかけお昼まで寝ようか朝まで働いたあなたと2人ベッドにもぐろう目が覚めたら笑い合ってコーヒーいれて散歩でもしようよ街路樹は緑の屋根向こうまで

甘い接吻 – TOMATO CUBE

雨上がった昼下がりちょっぴりおめかしをして口笛を吹いて通りを歩くそよぐ風に手を振って 草木に照れ微笑む弾む心で散歩にお出かけこんな晴れた午後には澄んだ気持ち地ベ

あの娘の唄 – TOMATO CUBE

シガレットゾーンには小さな女の子が居ていつか行った景色の絵葉書壁でメダルのようにある日彼が言った 「一人旅はいいもんだ」近所の八百屋の息子はそのまま帰らぬ人とな

PAUSE – TOMATO CUBE

神様できることならば 今日の彼を全部思い出ごと焼き付けてください昨日までの大雨が嘘のよう お日様が来てくれた夏休みは残り少し 今日は彼とのスペシャルデート首から

雨降りチャプチャプ – TOMATO CUBE

足跡に水溜まり 書き置きもないまま傘さえ手ぶらの身で細い川に流れてくボール 叫び声も吸い込んで子供が駆けて行った橋の下さえ届く程 深く強く沈む太陽悪口も聞き入れ

A WHITE LIE – TOMATO CUBE

つなぐ手の隙間風が吹いていく白い息が空に溶けた気付いてたもう君の背中が少し痩せた理由も全部触れる髪の香りはもう風が撫でて消える可哀想にね 辛かったねばかだな で

choose my life – TOMATO CUBE

目の前に続くこの道はいつか同じ場所へと続いてるのかもしれないと君が笑ってたそろえた歩幅は時に紛れて行くけど今この瞬間は無意味なんかじゃないささぁ行こうそれぞれの

ブランコ – TOMATO CUBE

公園のブランコはもう少し強くこげば夜空に咲く花に届きそうな程近くまるでタイムマシーンあの夏に2人で見た防波堤に立って間近にせまる花火サヨナラしたのは夏休みの終わ

桜 – TOMATO CUBE

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私がいるよ – TOMATO CUBE

私がいるよ大きな声で 笑って イイ気なもんね傘もないのにどしゃ降り 目も当てられない赤いシグナル 点滅 立ち止まって君は迷って 一歩も 踏み出せないでいつかもら

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