The SALOVERS

  • セイタカアワダチソウ – The SALOVERS

    どっかの駅のホームに忘れ物したのに乗り換えを繰り返すうちそれすら忘れてゆくふりを続けてる 改札から飛び出してふと空を見上げると季節に追いかけられてはぐれた僕らの目印 見えるかい 雑踏に紛れ込んで そっと思い出すあの日のこと 反対側で手を振って笑う君を滑り込む電車が音を立ててかき消した味気ない僕らの最後の合図 日が暮れるまで僕らは同じ話をしてきっともう会えない事を誤魔化していただけなんだ甘い遠回りさ…

  • Disaster of Youth – The SALOVERS

    夜明け前にはこんな場所から出よう闇を駆け抜けよう 感傷に浸ってて傷つけるばっかでごめんでも少し泣かせてくれ 次の街では大人になっているから今は君とほら Hey Hey 嗚呼 Hey Hey 嗚呼 警察に追われるほどのHey Hey 嗚呼 Hey Hey 嗚呼 ヤバい速度でぶっ飛ばしたい 友情の全てを代償にしてまで目指す夢に疲れただけさ 少年は大志を抱きすぎて死んだそして生まれ変わるのさ 次の街では…

  • シンセサイザー – The SALOVERS

    ボサボサの頭で君に会いにいく果たされた関係を終わらせるため「わかった」と明るく一言君は忙しそうに電話を切った 外に出ると冬に向かう風の冷たく乾いた匂いがしてポケットに手をくるめながら君が少しだけ君が少しだけ強くしてくれたことを思い出す 僕は君の君は僕の中にあるくすんだ鏡に映って始まっただけなのに ああ胸が痛むのは君のせいか風のせいかわからないもう戻れない 人ごみにまぎれていつもより足を伸ばして駅の…

  • 千客万来 – The SALOVERS

    物語 最後の方 万里を目指す馬乗りと草原を走る独りの少女が栞を突き破って駆け落ちをした 客足ぱったり中華料理屋 灰皿の中に絶望を見て油にまみれた表紙を閉じる卓球選手がありふれた会話のラリー 出稼ぎチャイナガール 三年前の今日だった出前に行ったきり今だ帰らず目的失った招き猫 猛暑の中 千客万来! 夕暮れ 換気扇の下で吸うタバコ ジリジリと音を立てて時間が過ぎてゆく 出稼ぎチャイナガール 三年前の今日…

  • さらさら – The SALOVERS

    日が暮れた環状線沿い あの子と歩いた日々言いかけた言葉が宙を舞う そして君の涙が僕の肩で染みになっていた さらさらな君の髪の匂い 街中でふと思い出しちゃったり流行のシャンプーじゃない匂いパフェの上にのってた赤いやつの匂い 間違い探しの日々 明け暮れて遠回り錆び付いた心が悲鳴あげる そしてウソをついて見栄を張って逃げてばっかりさ さらさらな君の髪の匂い 街中でふと思い出しちゃったり流行のシャンプーじ…

  • ニーチェに聞く – The SALOVERS

    ニーチェに聞いてみた愛とか約束は裏切る為だけにこの世に存在するのかい?そしたらニーチェが頷く ニーチェに聞いてみた僕の恋の全てはこの部屋で生まれてこの部屋で死んでいった永遠は手に入らないの?そしたらニーチェが頷く 人生万歳! 僕らの未来は真っ暗闇のすばらしい世界だ愛読書を捨て情熱を拾うのさ ニーチェに聞いてみた青春のひと時は失敗の連続が化石になって輝きだすのかい?才能はお金じゃ買えないねそしたらニ…

  • パーカーの子 – The SALOVERS

    電車乗り換えで偶然会ったんだ真っ赤な目をしてウサギみたい元気じゃないね 五時前の渋谷駅 パーカーのあの娘が恋に破れてたパーカーのフードして顔を隠してるどんより空気が今 雨を予感させてる 首にぶら下げたイヤフォンコードが複雑に絡まって団子みたいかわいそう 五時前の渋谷駅 パーカーのあの娘が恋に破れてたパーカーのフードして涙隠してる滑り込む電車の風 前髪をおちょくる 本当可哀想だね 憂いのない街で本当…

  • Dub Song – The SALOVERS

    愛しているとは愛になりそうで相変わらず言えそうにない 例えばの話で記憶と陰探し始めることにして学大の駅に向かう まさかの話でさ 本当は出来ないんだ言葉のあやだけど伝わると良いな 合い言葉はアイラブユーさ 相手には伝わらない 愛しているとは愛になりそうで相変わらず言えそうにない 人気の新着歌詞 フランシスコサンセット – The SALOVERS フランシスコサンセット踊る前にいつもトイ…

  • 喉が嗄れるまで – The SALOVERS

    世界中の人に聞こえなくたって良い 君だけが振り向くなら秒速の季節 押さえきれない感情 今ここで弾け飛ぶのさ 何故かあの日の君は笑っていて まるで未来を見透かしてた僕は一人で夢見心地でいて ギターをずっとかき鳴らしていた 目に汗入って空がぼやけてくなんかやれそうなそんな気がする でっかい声で叫んで喉が嗄れるまでたった一つの恋を歌わせてくださいああ 今の僕の声をこの声だけをただ聴いてくれ 右と左でイヤ…

  • 文学のススメ – The SALOVERS

    文学 文学 純文学 文学 文学 純文学 拝啓 夜の街 馬鹿な顔した奴らがブスを抱きたくて必死になって口説いてるぶっ壊れた日本語だな 言葉の綺麗な子が良い くそったれーー くそったれーー くそったれーー始発待ちしてたギャルに森鴎外の『舞姫』をススメようと渡したら見事に断られた 文学 文学 純文学 文学 文学 純文学 話題のこの映画の原作はもう読んでた前も隣もイカれた痛い男女で大事な侘び寂び全部がいち…

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