Suara

  • 響命 – Suara

    皆それぞれに必ず 課せられし定めがある 繰り返すひとりの夜に 寂しさ膨らんでゆく 遠く果てしない 闇夜のその先にいつか必ず 朝日はやってくる この世に生まれしもの 与えられた役割があるこの命尽きる最後までに いくつくらい果たせられるだろう 繰り返す不安で 胸の痛みが膨らんでゆく 深く果てしない 迷路のその先にいつか必ず 終わりはやってくる 人は皆それぞれに 与えられし道を選んで幸せなささやかなる日…

  • 記憶の果て – Suara

    名前呼ぶ優しい声 聞こえる愛おしく変わらない その眼差しこんなにも光が溢れている日々とめどなく穏やかに流れる 霞がかる心 気付かないふりしてここに全ての幸せがあるんだと 強く言い聞かす 忘れさせて 大切な人との別れあの痛み哀しみ 偽りの夢の中 偽りの色褪せない記憶は懐かしく居心地の良い微睡 何か足りないこと 気付かないふりしてここにあるのは幸せじゃないんだと 認めているなら 忘れないで 大切な人と…

  • 懐かしいこの場所で – Suara

    柔らかな陽射し 緑のぬくもり 風に舞う白い花変わらぬ景色は 私を包んでくれる いつの日にも 願いつなぎ 歩き続けた道いつか あなたに会う日まで深い哀しみ降る夜を越えて もう二度と悲しまぬように 強く今を生きてゆこうきらめく木洩れ日 些細な幸せを守ろう懐かしい子守唄聞こえる この場所で 旅立つものたち 見送るものたち 故郷の風が舞う変わらぬ景色は 私に強さをくれる いつの日にも 希望灯して 待ち続け…

  • 波紋 – Suara

    些細な願いは 心を揺さぶるたとえ何者でも 愛しき人 遥か彼方 波紋(なみ)がひとつ重なり 交わり 世界を変える 何度でもあなたのため 抗い(あらがい)続けて哀しき運命(さだめ)がいつか 終わる日まで 些細な幸せ 心を募(つの)らす全てを包み込む 優しき人 遥か彼方 次の波紋(なみ)が重なり 交わり 未来を変える いつまでも私のため 待ち続けていて哀しき運命(さだめ)がいつか 終わる日まで 幾千の波…

  • この地球にある生命 – Suara

    心から願い続けた 胸にある熱い想い燃え上がる天をも超えてゆけ 世界中から見えるように 大いなる流れの中に逆らう者たち新たなる流れを創り出してゆく 次なる始まりは 遥か遠い昔から 託された夢のつづき次なる終わりへと この地球にある生命与えられた役目終え 永遠に繋いでく 誰よりも願い続けた 届かない熱い想い燃え尽きて白き塵となりて 世界中降り注ぐように 新たな流れ一つとなり 大いなる流れを創りだしてゆ…

  • 愛おしき欠片 – Suara

    憶えていますか やさしいくすぐる声逃げる雲を赤く燃やして空に闇を広げたら 夜を呼び寄せる 醜い姿をして 這いずる夢を見ていた 憧れしそなたの 切なき眼この世の悲しみを すくいとるような諭すように 秘かに教えてくれたこの世はかけがえのないもので作られている 憶えていますと やさしく答えてみる逃げる月と星を追いかけ空に光が射したら 朝を誘い込む 硬い殻を脱ぎ捨て 飛び去る夢を見ていた 愛おしきそなたの…

  • Pure Contrast – Suara

    校舎に響く声 風に揺れるカーテン夕日に向かってく あなたの影をさがす 恋いの別れ道 迷ったとしてもやわらかな風が そっとわたしの背中押してくれたの あなたの声に あなたの腕に いつもずっと包まれたい片恋いだとしても 後悔しないあなたの笑顔 あなたの仕草 今もずっと感じられる潤んだ瞳に 恋いのコントラスト 放課後の教室 あかく染まる横顔声をかけたなら この恋いは動き出す? 大人になればもう 迷わない…

  • Find me – Suara

    偽りのない心 確かめるのは難しい広い世界の隅で 一人溺れてる 芽を開いた“わからないこと”ばかり探してしまうのはもうやめよう Find me 夜は明けた濡れた手はもう乾いてるいつの日にか僕ら互いに見える景色の話をしようか 埋もれてしまうのなら いっそこの手で壊して失って気付いてく 悲しいことでしょう Find me ここにいるよ震える声が響くいつの日にか僕ら辿り着けるだろうか あの丘の先へ 哀しく…

  • 哀哀 – Suara

    灯りは消えて 残された祈り軋(きし)む心 こんなに信じていたのに偽りなんて 塗り重ね続ければきっと馴染んでいくものだと ふたつの色 混ぜ合わせても濁ってく 哀しみの色へ 汚れてるのはきっと私の心 そうでしょう?貴方の言葉、形、全てが嘘だと上手く騙して 守ることしかできないくらい哀しい日々を 繰り返してる 足りないものだらけ それが心地いいいつまでも 繋がっていたいけれど望んでも 変えられない明日(…

  • トキノタイカ – Suara

    闇の静寂に 蠢くモノ恐ろしくて 目を逸らせずに それを見ていた 私は ひどく怯えてる (覆いつくす 飲み込まれてゆく)どうしようもないほどに 逃れられぬ最期の刻 与えてすべて 不滅なるモノ私を 私に 形作りなさい求めてすべて 不滅なるモノ私と交わした 永久の約束天を貫くような 新たな光となれ 目にするモノに 胸高鳴る荒々しく 産声上げる 赤子のように 私は ひどく安堵する (生まれ変わる 引き寄せ…

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