RIKU

どうしよっか。 – RIKU

「どうしよっか」　新宿終電15分前「どうしよっか」　君の決めたことに従うよって「どうしよっか」　全部あたしに委ねて君はどっちでもよかったような　顔をしているお決まりのデートコース　居酒屋、カラオケ、休憩所あなたのお陰で夜の新宿には　詳しくなった昔は飲めなかったアルコールにも　大分強くなってきてさ少しでも長く君と居たいから　朝まで飲んでいた強い君に追い付きたくて　無理して煽ったところで気持ち悪く…
一人、明日を待つ – RIKU

明日から君が居ない部屋に逆戻り　二人の匂いは混ざりあっている忘れ物はない？なんて聞いたりしない　今日からあなたは他人ですもの小さな嘘すら許せなくなるほど　あなたはいくつ嘘をついたのもう戻れないと知りながら　しがみついて好きっていったあたしをどんな目で見ていたの肝心なときはいつだって　目を瞑ってたもう会うことはないって　もう会いたくもないって強く強く誓ったのに　言葉には出来なかった電話番号を消…
缶コーヒーとライター – RIKU

真夜中の自販機　赤から変わらない信号機を無視して歩いた中央線　の上をコーヒー片手にふらふら脳内アルコール　めちゃくちゃな脈と心拍数行き先決めずに歩く　眠らない町とイデオロギーあぁそっかそっか　まぁいっかもうこの身に合わせてしまおうかなんてだって言いかけても脳内の僕が答えるだけで纏まらない　見たくもない支離滅裂どうしようもない策もないお手上げです。どうせなら　失うもんなんてないからめちゃくちゃに…
社畜’sシゴトnomatopee – RIKU

パソコン　カタカタ　車　ガタガタ電車　ゴトゴト　寝れない　寝れない体　ガサゴソ　心臓　コトコト時計　チクタク　寝れない　寝れないううう　うう　ううう　うう… 今日は朝まで仕事　時刻はテッペン表示好きなドラマも見れない　スマホも今日はお預け毎日そんな繰り返し　お出かけだって行けてない世間はそろそろクリスマス　ため息だって凍えそう　白い　はぁまだまだ終わらない仕事 LEDが目にきつい慢性疲労肩こり…
あのね、 – RIKU

あのね、僕は気付いたんだ君の存在は大きくって僕のことを支えてくれてるって今更なんだけどあのね、遅くなっちゃったねごめん僕はただバカだから優しく教えてくれる　君に甘えてたんだこれからもどうぞよろしくね愛している　ありがとう　精一杯の僕の言葉愛してる　この先も　きっと変わらないよあのね、いつからだったかな君のことを愛していたのは初めて会ったときからもう惹かれていたんだけどあのね、君と過ごしてね…
ネトフリ – RIKU

カタリ携帯を置いて　二人ベッドに座ってネトフリ見ながらnn baby　ムードあるmusicとライトフワリ肩を抱き寄せて　じわり汗ばむくらいに一気飲みして騒ぐクライナー　酔いが回る　Fridaynight 明日の予定　空っぽにしてんだから　わざとらしく聞くのはヤメ今あたしいい感じなのboy　水をさすのはやめて　覚めちゃいそう一回きりでいいでしょ？　後腐れなくていいでしょ？あたしだって楽な方がいい…
電子タバコのうた – RIKU

君が嫌いって言うから　電子タバコを買った君が臭いって言うから　電子タバコを買った友達にはバカにされたけど君が嫌だって言うから　やめるよ体に害しかないから　百害あって一利もないからただのお金の無駄だから　もうやめよう？そんなことを言う君は　隣でケーキを頬張る君なんかよりもよっぽど　僕のほうが健康的だよそうやって煙に巻いて煙に巻かれて　君は去っていったもう少し　真剣に　君のこと　考えたらよかっ…
同棲 – RIKU

付き合ってもう何ヵ月経つっけ　一緒に暮らして何日が経ったっけ君に聞いたら怒られちゃいそうだな　大丈夫、記念日はちゃんと覚えてるよだからさ今日は君の好きなケーキと　君の好きな花を買って最寄り駅まで君を迎えにまだ慣れない商店街　でも楽しげな店内全部君と回ったら楽しいだろうなそんな妄想しちゃって　ちょっとスキップ挟んで　手を振る君に駆け寄る僕が右手を出したら　君はいたずらに笑って僕の腕にしがみつく…
倫理的相対主義 – RIKU

明日は100%槍が降るってゆうけど防寒いっぱいしたから大丈夫それじゃあたし実質無敵じゃん！？人生生きてこ　何が起こっても大丈夫止まる　JR　地下鉄無理がある長い　階段　走ってすぐコケるサラリーマンとぶつかってごめんなさいでも許しなさいそんなにいそいでどこいくのやり直しは効かないわでも始まりは自分で決められるスタートラインもよーいスタートもあたしが全部　持っているせーの！明日は100%槍が降…
残香。 – RIKU

2015.9.23　僕はあの時から　君との記憶の番人になった2023.9.23　5年後の僕らを　あの時の僕らはまだ知らない「変な約束しようよ　5年後の今日、何があっても会おうよ忘れてたら覚えてる方の　言うこと一つ聞くこと今から振り返ったりするのは無しね」たった一瞬のその出来事に　二人の未来が詰まったような僕の気持ちは繋ながれてしまった 3年前に止まった通知　未だ冷め止まぬ熱を放置僕はその日を待…