Reona

オムライス – ReoNa

取り止めのない話ですけど、いいですか。
学校行けなかったことってありますか。
私は15の頃初めて休んでから、
何にもない日も大切な日も休むようになりました。

あの日までは、私、皆勤賞だったの。
でも糸が切れたら行けなくなるのわかってた。
だから腕を切っては足を切っては気を逸らした。
張り詰めた心の糸切りたくなかった。

死にたいわけじゃなかった。
それでも生きていたかった。

糸が切れて私は行けなくなりました。
朝起きれなくてカーテンも閉めたままで、
部屋から一歩も出ずにトイレも行かずに
登校時間が早く過ぎ去れ過ぎ去れ過ぎ去れと願う。

母親は心配して様子を見に入ってきて、
ベッドの傍ら「どうしたの?」って私に話しかけた。
でも答えられない私の腕を掴んでは引っ張り、
それでも起きない私に泣いて出て行った。

泣かせたいわけじゃなかった。
それでも生きていたかった。

母親が仕事行って誰もいなくなって、
私はやっと起きて一階に降りてみます。
机の上に置かれたお弁当は蓋を開けると
綺麗に盛られた美味しそうなオムライス。

夜中にみんなが寝静まったその後で、
私はそれを食べたくてリビングに行きました。
そしたら流しの角に設置してあった生ゴミまみれの
三角コーナーに捨てられてたオムライス。

私がゴミになりたかった。
それでも生きていたかった。

傷を負って。傷負わせて。
それでも生きていたかった。

それでも生きていたかった。

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