言葉をさがして旅に出ました
いま君の街はどんな色をしてるの
薄紅の花が小さく咲いてました
シラップの海へ虹色に光る星が「流れた。」
この小さな願いの半分を夜に隠して
らんら、るるるらら
クジラの夢にわたしは飲み込まれるの
素直になれない日はこっそりと逃げてもいいよ
らんら、るるるらら
翅を揺らして泳ぐ 夜の隙間へと
言葉はそうしてスープになりました
長い旅の果て。ひとくち召し上がれ
水玉模様の釦を外すように心をほどいて
澄んだ後味になるまで mm…
本当の気持ちの半分を声に溶かして
らんら、るるるらら
君の隣でわたしは大人になるの
ひとりで翔べない日は翅を休めてもいいよ
らんら、るるるらら
街の香りと混ざる 夜が明けるから
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