reGretGirl
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ロスタイム – reGretGirl
コンビニの前構わず泣いていたでもそんなのどうでもいいこれから君がいなくなるのに 全て失うのか口約束のふたりはただ呆気ないな「もう好きじゃない」とか言われてしまうのに認めたくない終わりたくないから 正常じゃない思考回路停止「もう迎えに行く人いないけど平気?」焦ってた、そんなことしか言えず情けないよな縋る思い、願いに近い気持ち何を言ったところで意味ないのに好きじゃないのに 「この世の終わり」とか言えて…
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純ラブ – reGretGirl
「このまま今日は帰りたくないふたり朝までここに居ようよ」なんて言えずに 改札の前どうか君が言わないかな あっという間に過ぎてゆくチラつく時計もう焦っているほろ酔いの君はつゆ知らず 「一緒だと素でいられる」それ僕にしか言ってないよね?今日もうまく奢らされる 店を出る駅へと歩き出す少し遠回りする君が何を考えているのかわかればいい 「このまま今日は帰りたくないふたり朝までここに居ようよ」しけた公園、花火…
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帰り道 – reGretGirl
いつもより少し遅い帰り道は午前1時いつもと同じ公園の道にいつの間にか咲いていた夜桜は街灯に照らされキラキラと綺麗に光っていたんだ 花びらの絨毯を時速20kmで走り抜けて急な坂の上から街を見下ろしてみた寝静まらぬ街並みは何処か寂しげに光っていて急にひとりになった気がした ふたりでならんで歩いた帰り道と同じ道鮮やかに咲く花びらはあの日みたいで後悔の渦の中「ああしとけばよかった」とか今更になってもがいた…
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ワールド – reGretGirl
アスファルトに花が咲いていた晴れた空から雨が降ってきた曖昧な言葉で凌いだふたりみたいだ 間違い探しをしているようだった「違い」より「同じ」を探すべきだったウダウダ言うけど本当はまだ君が好きだ 今日みたいな何もない日々だけがずっとずっと続けばよかった季節は巡るまたひとりになるあの日と同じ風が吹く 「ふたりだけになれる世界がほしい」僕もずっとずっと思っていた“盲目の恋”も もうできない歳になったな別れ…
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tear – reGretGirl
「憎めない」「嫌になんない」ってどうだい?わかり合えるまで涙流そう「it’s alright」「忘れない」って言うんだそばにいるからずっとそばにいてね 窓を開けたら蘇った記憶夏の終わりの匂い十五の夏、流した涙を思い出したいつからか「懐かしく」て涙を流すようになってたなんだか大人になるのも悪くないな 返事が遅いのも浮ついた事もチビるほど怒られてさあ胸を張って転んでも血が出ても同じ話でまた…
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remind – reGretGirl
ずっと消えない癒えない呪い君を思い出しているいつまでも儚い拙い淡い甘い記憶に縋る今どこで何して過ごしてる?僕のことまだ覚えている?こうやって言えない想い見えない人に向けて歌う スマートフォン手に滲む汗眠れない夜をただ抱きしめる来るはずのない連絡を待つきっと自分に酔ってる諦めたくない忘れられたくない寂しいだけで連絡をとってたいまだ感傷に浸ってたい酔ってる自分に酔ってる ずっと消えない癒えない呪い君を…
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マイフェアレディ – reGretGirl
認めてないぜここまでおいで言葉にしたくても胸が詰まる少し振り向いてよマイフェアレディ 射止めてないぜいつまでだって指をくわえて“いいね”押すだけそいつと別れてよ相手にしないで 淡いと呼ぶには時が経ってたひねた恋心を捨てられずに「もうダメだ」と「まだいける」で揺らいでいる “間違ってない間違い電話”しか今できることがないのこの際気付かれてもいいでも終わらせるつもりもない 認めてないぜここまでおいで言…
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月の色 – reGretGirl
今更だけれど実は僕らいつか一緒になるんじゃないかとずっと思っていたんだよ結婚をする君に言うことじゃないけど 画面の向こうで笑うシャッターを下ろす冬の海辺ではしゃぐ僕らは恋人ではないあまり理解はしてもらえないそれでも居心地の良い嫉妬も束縛も超越した誰にも譲れないモノです 「友だち」と呼ぶけど近くて「恋人」と呼ぶには遠くにいるきっと互いに近づきすぎると壊れてしまうとか怯えていたりしたのでしょうか 「会…
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winter – reGretGirl
積もらない街、くだらない話白い息と共に思い出される景色枯れていった乾いた木々過ぎてゆく日々もう違う場所みたいだ 掴めない雪、疲れない足白く透き通る景色指先まで冷えた手ではしゃぐ姿温まる胸に元にはもう戻れない君はもういない しまっていた服から去年の匂いがしたから思わず泣きそうになった全て間違いだった今頃そう思うのか いつまでも、いつまでもどうせならば寒くていい冷えた体に今が丁度いい忘れられないから重…
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ページワン – reGretGirl
あの日言った言葉覚えている?一世一代、十三の冬初めての愛の告白のこと 「待っていてほしい」その言葉を信じていた愛おしき「十代の過ち」をいまだ引きずっている 胸のページにずっと挟んだまま栞に君の名前が付いて事あるごとになぞり返していた甘酸っぱい失敗とは呼ばせないぜ すれ違う廊下、目で追ったノートの切れ端、シャーペンで綴る他愛ない手紙に胸を焦がす 返事待つメール携帯握ったまま気がつけばいつも夢の中内容…