RAMJA

記憶 – RAMJA

夕暮れ 窓の隙間から見える景色は
切なさとか嬉しさとか一緒に連れてくる
あの日と同じ気持ちを何年経ったって
蘇らしてくれたりして あの日と同じ匂いで

生まれてきた場所とか 流れてるモノの
違いに苦しんだりして

そう だから あの痛みも悲しみも
あたし達だけにしか出来なかったと思うと妙に愛しくって
ねえ もしもって言葉があるのなら
そうだな ただもう一度だけ 顔見合って話でもしたいって
思ったりもします

振り返ることなんてしないで
いつも一人で歩いてきたって言うよな顔してた

つまずくたびそっと 気付けばいつも
手を差し延べてくれていて

そう あれから いくつも時は流れて たくさんの出会い別れ
抱き合って 涙流した あの日々
ねえ わたしも 今は少しずつだけど 誰かを愛するってことが
生きてゆく喜びと感じたりもします

もう一度生まれ変われるとしても この場所でまたあなたに
抱きしめてもらいたいって 祈ってる
ねえ もしもって言葉があるのなら
そうだな ただもう一度だけ 顔見合って話でもしたいって
そう願う この頃です

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