PEDRO
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beautifulね – PEDRO
あの時のあなたは画面の向こう側にいた毎日救われた 車窓の外はきらめいた うずくまっている私の手のひらをあなたは握ってくれた育ち盛りの私をいつだって見守ってくれたのさ 愛だよな これが愛ってやつか赤子のようにただそこでいつでも抱きしめてくれていた故郷だな いつまでも故郷だな赤子からお互い大きくなったねと今では笑えるね どれだけ泣いただろう 一緒に泣いたのだろうかどれだけ笑ったかい 一緒に笑っただろう…
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アンチ生活 – PEDRO
生きるのが嫌だから生活が嫌いだから綺麗に泥臭く暮らしの歌うたって好きになろう好きになろうって思っているバカみたいにはしゃいだアホみたいに笑ったクソみたいな社会を神みたいに救いたいバカみたいに走ったアホみたいに転んだクソみたいな世界を親みたいに抱きたい何してんだ私は吸って吐いて食って泣いて免許は取らないわ遠くへ逃げちゃうから助けて助けてよ助けて助けてよって思っているバカみたいにはしゃいだアホみたいに…
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ラブリーベイビー – PEDRO
心のもやもやゴミの日に捨てたいわ捨てられたならばノーベル賞間違い無いねどこか連れ出して握った手離さないで靴を履いたなら行き先は一緒に決めようきっと誰にも手に負えない私だけれど助けあって意地張り合っておせっかいしあいたいわこわいくらいに愛してるこわいくらい安心してるこわいもの全部吹き飛ばしてくれるcry cry 目から水が溢れて仕方ないや悲しいんじゃないよたまらないんだよ極上の日々極上の君今日はひと…
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祝祭 – PEDRO
おめでとうおめでとう僕がやってきたこと正しかったか午前3時に風呂入る今日で一つ大人になった涙を洗い流して心をピカピカにしてさ生きている半分くらい ただ寝てるしょうもない僕だけれど今年も変わらずやってきた祝え 僕の生まれた日よ傷んで泣いて迷って笑って生きてゆくバースデーバースデーハッピーバースデーめでたいケーキ食べにゆこう子供心が騒ぐわ大人の合言葉、ほら君の瞳に乾杯さああだこうだ理想はあるけれど考え…
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明日天気になあれ – PEDRO
はりつめた部屋にひとりここから出ること難しい自由に踊る君みて僕の中で何かが目覚めた 帰る場所がある 帰る場所がある夕日が点す道を辿ってゆけばいい 大人になって乗るブランコはこんなにこわいものだっけ明日天気になあれ 靴を飛ばせまるで僕ら赤ん坊あなたと抱き合えばすべて解けるのさあなたとふたりずっと笑っていたい 生きる事が下手くそで情けなくて仕方がないが面白がってくれる君はきっとすごく変わり者 帰る場所…
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hope – PEDRO
遠く深くあら、こんなところにあったのねあら、こんなところにあったのねあなたはいつだって粋ねあなたはいつだってそこにいたあなたはいつだって光あなたはいつだって綺麗ね導いて導いて繋がった繋がった遠く深く元気だった?「待っていたよ」伸びた襟足を切ってくれた午後できればずっとそばにいて山奥でどれだけ迷っても赤子のようにほぐしてくれたあなたはいつだって粋ねあなたはいつだってそこいたあなたはいつだって光あなた…
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キスをしよう – PEDRO
自分を責めるのはもうやめよう自分を責めるのはもうやめだもっとロマンティックにもっとロマンティックにもっとフランクでいいらしい 私の絶望が見ず知らず誰かさんのもしくはあなたさんの希望になるかもしれないと思うと明日もこわくない またとない日々を君との出会いをお守りにしようキスをしよう行きたいところへ行けるだけ行こう世界は常に脈を打っている やるせなかった日もいい出来さ今日も生きたという証だよまた明日ね…
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愛せ – PEDRO
呆れるほどに恵まれている行き交う言葉を巡る疲労この世界に無造作に置かれてぼんやりとした光を握る 私は私でいたいのになぜそれを諦めようとするのか悔しくてたまらない私を信じていたい祈りをやめないさ 知らない街を知りたがる知らない海を知りたがる知らない君を知りたがっているもっと簡単でいいんだよなあ知らない街を知りたがる知らない海を知りたがる知らない君を知りたがっているんだ生きとし生けるものを愛せ 夕方5…
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手紙 – PEDRO
綺麗な字を書くんだね耳をすまして読んだあたたかい温度があるたまにかしこい皮肉言う あの手紙をちから込めて思い出す水色に染まった明け方 よく知る街で 君の頭の中は常に哲学理屈感情で複雑なのにむずかしいことは言わない あの手紙をちから込めて思い出す水色に染まった明け方 よく知る街で 君はいつも考えているいつも何かを考えている君の長いまつ毛が頬にあたる丁寧な重みを忘れないように あの手紙をちから込めて思…
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グリーンハイツ – PEDRO
階段一つ飛ばして登る北口に立つ 平和を祈る坂を登った先のグリーンハイツ寄り道なんかしてらんない 想う、忘れる、を繰り返すそれぞれの惑星で泣きじゃくった 大きい窓が在る部屋にて尖った心ヤスリをかけて街は夕方、オレンジ丸く、柔らかく星、泳ぐ星、泳ぐ駆けてゆきたい駆けてゆきたいセンチメンタルおさらば 57分の列車を待つ先頭に立つ 2番線にて坂を登った先のグリーンハイツ寄り道なんかしてらんない 大きい窓が…