nano.RIPE
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錯月 – nano.RIPE
首筋をなぞって落ちてく祈り 背中を這う正体不明の瞳はいくつ影の中潜んだ何かに怯え 振り返れば今いる場所さえ揺らぐ 永遠に続くような気がして怖くなるけれどそれでいて孤独から目を背けているんだ 今さら 橙色した月のようにどこまでも追い掛けてくる呼吸を止めても目を閉じても心までは逃げられない近付けば流れ 離れれば淀み あいだを探れば立ち眩む こめかみを叩いて深くに響く 鼓膜の奥鳴り止まぬ声に感情は皆無喉…
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マジックアワー – nano.RIPE
ゆるやかに色を変えてく魔法のような時の中きみが笑うならぼくは何にだってなれるよ 遠回りした先で見つけたうららかな日々他愛ない悪戯にきみの声が高く響く雨上がりで跳ねたぼくの未来 いつの間に飛び込んだ世界でぬくもりを数えていた窓の外 溢れる光さえ愛しく思うから ゆるやかに色を変えてく魔法のような時の中きみが笑うならぼくは何にだってなれるよやわらかなこの瞬間がいつまでも続きますようにまるでキレイな夢 醒…
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スポットライター – nano.RIPE
夏の風に吹かれどこまでも遠くへ光浴びたぼくら今を駆ける あれから何度憧れを胸にやってきた 不可能だって可能になることもあるなら諦めないと誓えずに泣いた夜を抜け 振りかぶったその先はいつもこの手の中 強くなんてないから今も足は竦むけど背負った数にあの日のぼくを宿して踏み出した 夏の風に吹かれ蹴り付けたダイヤモンド覗き込んだ手の中もう何を躊躇ってるのはじまりの合図から止まらずに来たんだろう光浴びたぼく…
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水鏡の世界 – nano.RIPE
変わらぬ今に愛しさを 世界に祝福を 流れ星がひとつ光った 夢から覚めたら消えてった美しいものはいつだって届きそうで届かない どれだけ大切に思えばあの子を守れるのだろう冷たく澄んだ夜の影に祈りを捧ぐよに抱きしめた 変わらぬ今が続くように 世界はひとつになれずともこの先何度も笑うたび 新しい光がほら見えてくる 歪なココロに戸惑って 弱さを隠して間違った失う怖さを知らないで強くなどなれやしない 隣で泣い…
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光のない街 – nano.RIPE
零れそうになったわずかな希望 忘れそうになったあの日の夢きみが笑う それだけでもう嬉しかった 世界を憂うことに疲れた ぼくの目に映った空は青くまだひとりで闘うフリをして握り締めた拳に爪が刺さる いっそ捨てちゃえば楽になるかなそんなつもりさらさらないだろう 零れそうになったわずかな希望 忘れそうになったあの日の夢今もまだこの場所できみを待つぼくは零れてしまった隠した声 忘れられなくて鳴らした歌きみと…
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トリックスター – nano.RIPE
ぶっ飛ばして 吹っ飛ばして かっ飛ばして ゆうべ不思議な夢の中で見てた 宝石みたいな星の屑も眠れない夜にぶち撒けたら ガラクタに溶けて見失ってしまうよ つまらないなもうくだらないないないな 続きを知りたくないような暗い夜は 夢のような話をしよういつまでも明けない夜に怯えるほど ぼくはもう弱くないよ 神も仏もいなくたっていいからさ 痛みは傷より浅くあれと壊せないものなんてないからさ きみには明日も笑…
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ソアー – nano.RIPE
ワン ツー スリー さあ 光の向こうへスリー ツー ワン 始まるよ プレイボール 未来の自分に恥じぬよう 最後に残さず笑えるよういつしか青に染まる時の真ん中でぼくらは何色になるだろう あの時もっと どうして 悔やんだ日々も全部握り締めて 今 夏空に 舞い上がれ高く どこまでも遠く 想いなら誰にも負けやしないイメージはいつもあの柵を越えてきみの元へ届くから 小さな覚悟を重ねては その度新たな壁に出会…
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クエスト – nano.RIPE
空になる希望 何度目の補給どこかで聞いたようなコトバしかもう見当たらないそれでもきみの目に映る光には始まりを告げる新たな色が宿る さあ これからどこへ向かおうとも 奇跡の手前 待ち合わせ信じれば拓ける道を世界はどっかに隠してる ありふれた今日を越えるから 磁石も地図も要らないさやがて迷子にも慣れるんだ 知らない町を歩くよずっと不思議な匂いのする方へ 人波を抜けてそうさ 何にだってなれるだろう 空に…
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ネコに日だまり – nano.RIPE
路地裏で鳴いている 木漏れ日を眺めてる行き交うだれかの足音にココロのリズムを重ねる 雑踏に紛れてるホンモノを探してる南の風が鳴き止んだ 何かが動き出す合図だ ネコの姿で会いにゆくよ きみを探してどこまでもゆくよ多分一番の日だまりは きみの隣だと思うんだ 名前を呼ぶ声が聞こえた気がしたけど追いかけるほど逃げてゆく 怖くはないなんてウソだよ ネコの姿で会いにゆくよ きみは気付いてくれるといいな多分一番…
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ロス – nano.RIPE
さっきまで目の前にいた人の背中が見えなくなる立ち止まるぼくは世界の流れに逆らっているのだろう現実から目を逸らしたって始まるものも終わるものもない今この目に映り込むものがどれほど残酷だとしたって 足早に過ぎてく人の群れがぼくを弾いたどんな未来でも今はまだ欲しくないや きみの影を探してる ぼくから涙を奪わないでよ 悲しむ術を奪わないでよ希望とやらがもしもあるのなら涙越しでも光るだろう 愛なんて不確かな…