Nahomi
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女街道ひとり旅 – Nahomi
ひとつふたつの夢を追い気がつけば嫁にもいけず老いた両親(おや)みて言葉に詰まる月夜の晩に旅に出る元気出せよと夜泣きのカラスに見送られ 励まされ 女街道ひとり旅 空の青さが目に沁みて都会(まち)の灯(ひ)を一人で消した過ぎた事など流せば消える素直な心あればいい何か生まれる明日を迎えに道はある 何処までも 女街道ひとり旅 山のいただき雪化粧旅の宿 ふれ合う情(なさ)け心ゆられて地酒をあおる北風過ぎて花…
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花冷えのかむろ坂 – Nahomi
思いもよらずあの男(ひと)を好きになったのにああ ああ 誰にも打ち明けられないもう 若くはないと他人(ひと)は言う幾年(いくとし)重ねても恋は恋顔を上げれば 桜舞う花冷えのかむろ坂 この世に生まれめぐり逢う縁があるんだとああ ああ 舫(もやい)で結ばれているのもう 覚悟したなら泣かないわ恋する一途さは秘めたもの坂を登れば 桜舞う花冷えのかむろ坂 幾年重ねても恋は恋顔を上げれば 桜舞う花冷えのかむろ…