遠い遠い目指すべき地へと
話せば長くなりそうな夜を越えて
喉の渇き忘れた頃には
失うものは何もない朝を迎えた
まあまあ休み休み行けよ、流されないで
磨き上げた飢餓感抱いて
えっさらおっさら行けよ、振り向かないで
砂漠に湧く幻想越え
遥か御岳 日進月歩
寄り道回り道も
いつかは正解 疎かご名答
いざ歩けよ一心不乱
離すなその大願 本望
しばらくは帰らないってさ
(再見 再見 我走了)
洗いざらい聞こえた話さ
空飛ぶ龍の尾びれのような何かを見た、と
瞬く間にぶらつく噂が
誰かが去った航跡とは露とも知らず
さあさあ気負いせずに行けよ、うなされないで
叩き上げた哀感抱いて
えへらえへら行けよ、気圧されないで
大河に鳴く雷光越え
遥か御岳 日進月歩
消せない切なさがある
まだまだでしょう?いやはやご謙遜
いざ叫けよ一心不乱
離すなその大勇 本性
無論、まだ帰らないってさ
(再見 再見 慢走呵)
邪も魔も全て振り払って
西風が歌う音を聞いて
旅立つ後ろ影はすでに
ただの獣などではなかった
始まりは終わらない
いざ歩けよ日進月歩
道のない岨道も
それまた一興 集うご一行
大河に鳴く雷光越え
遥か御岳 日進月歩
その瞳曰く、揺るぎ無いってさ
砂漠に湧く幻想越え
遥か御岳 日進月歩
寄り道回り道も
いつかは正解 疎かご名答
いざ歩けよ一心不乱
離すなその大願 本望
しばらくは帰らないってさ
(再見 再見 我走了)
とうに、待ちくたびれたんだよってさ 嗚呼!
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