LUNKHEAD

  • 光のある方へ – LUNKHEAD

    光のある方へ 嬉しくなる方へ涙を流せる方へ 心の歌が鳴らせる方へ 退屈しない方へ 面白がる方へ楽しいと思う方へ 心の歌が響く方へ 幸せが消えないように 今はほら手を叩こう喜びが消えないように 今はほら歌を歌おう暗闇で星が輝くみたいに僕たちは思いあう 胸の奥の痛みを 抱え込んだままであなたを想いながら幸せになってもいいでしょう? 寒さも和らいで 春がもうそこまであなたを想いながら心ときめいてもいいで…

  • ヒナタ – LUNKHEAD

    笑ってる君をただ 抱き寄せて抱きしめたそれ以外にできることが何もなくてごめん泣いてもいいよ 世界樹が枯れ果てただとか方舟が沈むとかなんて檻の中で膝を抱えている君の前じゃ意味がない 正義なら全部 中指を立てて唾を吐いてやる僕は 笑ってる君をただ 抱きしめて抱きしめるそれ以外にできることが何もなくてごめんだけど そばにいるいつの日か 時を超え 闇を裂き君が君を見つけ出してこんな世界を叩き壊せるように …

  • 朱夏 – LUNKHEAD

    掃き溜めのような路地裏黒く煤けた空を突き刺した一筋の稲光りが照らし出した未来を俺たちは獣の眼でただ睨みつけていた 朱く燃える夏に燻れている夢の残骸離しかけたその手を俺たちは繋ぎとめて守り切れるのだろうか 賽の河原には夕闇踏みつけてきた骸の向こうで積み上げた石のように崩れ落ちそうな世界に俺たちは獣の眼でただ牙を剥いていた 朱く燃える夏に草臥れている夢の残骸忘れかけた約束を俺たちは繋ぎとめて信じ切れる…

  • SHIBUYA FOOT – LUNKHEAD

    狂った街は今日もギラギラで嘘っぽく笑う すけべ見え隠れ 世界で一番忌み嫌うものに染まってしまいそう 明けない夜もある どこにいても何をしても誰といても 幻想 妄想 手の鳴る方へ誰も知らない一方通行脱走 逃走 手を取り合ってもう戻れない一方通行 狂った街に馴染めないやつら嘘っぽく笑う 飛べない鳥もいる どこに行けば何をすれば誰といれば 幻想 妄想 手の鳴る方へ誰も知らない一方通行脱走 逃走 手を取り…

  • いつかの – LUNKHEAD

    さよなら 明日から僕らはただの二人いつかどこかですれ違っても 真夜中 何かに謝りながら笑って食べたジャンクフードや遅い朝 何かに謝りながら笑ってじゃれた毛布の中や 懐かしい言葉 柔らかい声と声 触りあった傷も 救いあった寂しさも全部いつかのあの日になるさよなら いつかは忘れてしまうのだろう君の声も 肌の温もりも 汗ばんだ手で握りしめてた君の右手をなぜか思い出す君はいつでも左側に立って落ち着くからと…

  • 極光 – LUNKHEAD

    垂れ込めた空が今にも落ちそうだった街はまるで灰をかぶったみたいでオーロラを見てみたかった多分きっと俺は見ないままで死んでいくのだろう 諦めたもの数えてみる全部忘れてしまった 揺らめく幻触れないいつかの光煌めく妖叶わないいつかの願い大事なものは何だったっけ 胸の奥に巣食った真っ白けな穴は果たして存在か空白か胸の奥を掬った 何も掬えなかった最初から何もなかったのか なのに明日を求めている矛盾だらけの心…

  • 小さな反逆 – LUNKHEAD

    悲しい出来事に僕らのささやかな日常の喜びは掻き消されてしまいそうになるけどそれでも 抗い続けよう僕らのこの弱く儚い心で喜び続けようたとえ未来が暗闇で見えなくてもあなたと手を繋いでいよう 優しい朝が来て僕らは笑いあうありふれた毎日がいつまでも続いていくと信じていたけど 戦い続けよう僕らのこの脆く拙い心で喜び続けようたとえ昨日が悲しみに溢れてもあなたと目を逸らさないでいよう 抗い続けよう僕らのこの弱く…

  • 心音 – LUNKHEAD

    目を覚まさない君の隣でひたすら夜を数えた 声のない部屋 繋がれた管写真の中で君は笑って 触った君の頬の温もりと匂い 心の音 それでも今君が生きていることが痩せこけた手 それでもただ生きてくれていることがすべてだった 目を覚まさない君の隣でひたすら朝を繋いだ 流れている 君が歌う声聴こえている? 君は眠って 窓を五月の雨が静かに濡らす 戦う音 それでも今君が戦っていることが青白い手 それでもただ生き…

  • はじまれ – LUNKHEAD

    何もない荒野に足跡をつけたこの手に掴めるものだけを持って俺達だけしかわからない合図でさあ、白紙の地図へ 心を腐らせる誰かの声もでかい声で歌えば聞こえなくなった不安と迷いと怖さと未来がさあ、今、今、今 負けない力を 信じぬく覚悟を笑いあえる仲間を心にひとつ御守りを暗闇で開く目を 絶望を切り裂く手を分かちあえる喜びを心に消えない灯火を宿せ 誓いを鈍らせる誰かの声もでかい声で笑えば聞こえなくなった野望と…

  • アウトマイヘッド – LUNKHEAD

    長い長い夜は明けた予報外れの快晴終わる事のない始まり 履きなれた靴を履いてナンバーガールを耳に刺して深呼吸をひとつする 飢えた野良犬みたいな目で噛みついていようぜつまらないなら面白くして笑おうぜ こんなはずじゃなかったなんてもっと違う今日があったって思うよ まあ仕方ないよな だけども気づいてしまったからこれ以外はなにもないから深呼吸をひとつする 飢えた野良犬みたいな目で噛みついていこうぜ心のそこに…

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