恋するカプセル・エイジ – LONG VACATION

ビルディング　回転ドア　スピードあげる朝 「Hello！」「Good Morning」
社長大のお気に入りの(HA！ HA！) 美人秘書が大あくび
壁に貼った資本主義のイカれた文字もそう悪くない
向かい側じゃ青い目したあのコが僕にニッコリ笑ってるし
IDナンバーを聞き出したら21世紀最大のプロポーズ！
「もしよければ昼休みにカプセルランチなんかいかがでしょうか？
だめかな？」

コピーノイズ　テレフォンコール　オフィスにとびかってる 「Thank you」
「I’m sorry」
新開発画期的な(HA！ HA！) コンピューター今日届く
窓の外　スクリーン　絵に書いた空広がっている
5時になれば青い目したあのコとボクは離れ離れだけど
キャッシュカードを落としたフリ20世紀式のやり方で
「もしよければ日曜日にカプセルランチなんかいかがでしょうか？
だめかな？」

電気仕掛け受付けロボット　キュートな声で 「Good Bye」「Good Night」
ラッシュアワー　ジェットエアー(HA！ HA！) 空は渋滞まっくろけ
聴きあきたラブソング　雲の上でも君想い出す
あのコならばアンドロイドの僕のことを愛してくれるかも
IDナンバーを聞き出したら21世紀最大のプロポーズ！
「もしよければミッドナイトカプセルディナーなんかいかがでしょうか？」
「サヨナラ」