Leo/need
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天樂 – Leo/need
青い時間 さよなら告げる雨避けの傘は僕を抛り捨てた訪れてた 夏にも気付かずに此処は何処だ 僕は誰だと 吼える 終わりが無い、と 行き先を殺す分かるはずが無い、と 景色を刺した自分で築いた森の外に踏み出せずに 何故 歩き出さないの?何故 創り上げないの?そうして何も始まらないまま朽ちて腐り行く人を 屍を 超えて 今 打ち鳴らす衝動の刃が世界を砕く朝焼けが追いつく前にぐしゃぐしゃに割れた音で構わない …
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ハイドアンド・シーク – Leo/need
嫌われる事が怖くて 僕は僕は僕を隠した誰かの陰口が痛くて 僕は耳を耳を塞いだ 本当の僕は汚くって きっとみんな僕を嫌うから本当の僕は隠しちゃって 綺麗なとこだけ見せてたんだ ある日誰の言葉も全部 嘘に聞こえて悲しくなったそうだ僕の事を嫌うのは 誰かじゃなくて 見せたくない方の僕だ 今君に もういいかい ねえまだだよ 本当の僕が恋しくなってもう一回 呼びかけてみるけどまだ 見つからないよほら もうい…
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抜錨 – Leo/need
忘れられぬものだけが 美しくはないのでしょう忘れることばかりが 美しくはないでしょう悲しいことばかりが 人生ではないのでしょうさりとて喜びとは 比べ往くでしょう 船よ 船よ 荒波の中で 流されずいられたでしょう水底に根差す あなたと穿(うが)った少女時代さよならする頃 強いられるのは抜錨(ばつびょう) 傷の数を数えて 痛みの数 指を折る一つあまり 小指は 愛しさのぶんね辛いこともありましょう あな…
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glow – Leo/need
降り注いだ冷たい雨青い傷を溶かしてったいつか見てた夕暮れ空のすみっこで笑う誰かがいた 気付かないうちにオトナになって綺麗な嘘、口に出来るほどいろんな痛みを覚えてきたけどそれでもまだ痛いんだ 夕暮れの涙が出そうな赤私の中の君を溶かしてしまえ 私の体中、君の傷跡で溢れているからもう進めないよねぇ消えて消してよそう願っていたのにどうしてこんなにきつく抱きしめてるの? 君の声が遠くなる飲み込まれそうな赤き…
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それでも僕らは歌うことをやめない – Leo/need
夢や憧憬だけじゃ立ち行かないことがある理想と現実の乖離 佇む路地 半ば脅迫的な選択を受容するたび自我の輪郭がどうも滲んで敵わない 翳る夜空 あの流星も遠く思えるそれでもなお明確な“歌う理由”だけは裏切れないから この歌よ、星となれあらゆる疑念、迷いもその明かりで消し去ってしまうようなただ自分の心を騙したくはないだけそれすら我儘なのかな 「この言葉や旋律は僕らの声で歌ってこそ意味を宿す」いつかは言え…
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すれすれ – Leo/need
ああすれば良かったこう言えば良かった良かったかなんて別に わからないけど 後悔なんてしたくないでもどうでもよくもしたくないちょうどいいところこころ収まらなくて 答え合わせをさせてよ何がいけなかったですか試すようなことしたくないのに確かめたくなっちゃって 僕たちはどうしてすぐ間違えてしまうんだろう大切の優先順位わかんなくなる 涙を拭いて歩いたあのときの選択を疑いたくなんてなかった何してんだろうバカみ…
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レグルス – Leo/need
惑い漂う散り散りの星 雲が隠す触れずにいれば傷は痛まないんだと目を逸らした そうやって間違えてほどけた糸を何度だって前よりも強く結んでもう離さないよと掴んだ手の中 教えてるいつかの夜空が ねえ あの流星に見た闇を裂く光瞳に灯せば迷わない お願いレグルス暗がりの一等星 私達はここに立ってるよ願いの乱気流を抜けて 果てないセカイへ さあ遠く遠く もっとずっと先へ行こう 分かれ道前 選べず足を止めた時も…
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インテグラル – Leo/need
初めは一人だった 誰も言い出せなかったそんな言葉たちを持って 差し出した掌 それは次第に響いていった 弱々しく震えた手と手を重ねて 物語は走り出したんだ 傷付け合ってすれ違って 居場所を失くしてしまうのが怖くてしょうがないんだよ もう泣きそうだ それでも 僕らが 選び取った未来だそこに見えるのは いつかの忘れ物だ あぁきっと 何度だって僕らは思い出すんだろうそうやって 何度だって僕らは確かめ合うん…
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purpose – Leo/need
これは願いだ君と僕の続く未来だ響き合う距離で 並んでいたい 指と指がなぞった 点と点を結ぶ糸無数の中を手繰って 星座のように出会えたね 小さな鳥はいつも 曇りない姿で 蒼天の朝に消える夢の後にずっと残る気持ちああ こんなにこんなに憧れていた 何が正解か僕は僕の選ぶ世界に 大好きと叫んでいたいこれは願いだ君の声も重なっていく 同じ想いを歌いたい星の降る先へ 響かせよう 知らない道を辿った 手と手を繋…
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星を繋ぐ – Leo/need
すれ違いは 優しさ故に生まれてしまったそれも今では 一つの思い出になったんだ なぁ? 君の夢の妨げには なりたくなかっただから 同じ場所で 同じ目線で 未来描くことを選んだ 悩んだり 苦しんだり 喜んだり 褒め合ったりしたその一つ一つが たとえ闇の中でもたしかに光るから 星を繋いで 進んでいた 大切なものが増えて振り返れば すべて星座に 変わっていたそこに意味が宿って 名前をつけてこの日を 迎えら…