LADYBUG

  • リスタート – LADYBUG

    履きなれない革靴 剥がれ落ちた街角のポスター吹き抜ける風に乗る どこかで忘れきた僕等の声 生い茂った散歩道 囲われたままのフェンス遠いどこかで聞こえてくる 夢に溢れていた 僕等の声 何が起きても不思議じゃない大事なものは この手から 離さない様に 僕らは夢を追いかける事が 好きだったんだって遠く離ればなれだった 「思い出」が呼ぶ声がする描いた頃を懐かしむよりも さあ きっと僕らは「また一からやり直…

  • ひとつ – LADYBUG

    もし願いが叶うなら 君ならなんて答えますか?その恋が実る様に? それとも永遠の命ですか? 例えば勇敢な兵士なら? 例えば映画の俳優なら?僕なら幾つも有るから ゆっくり考えてからにしよう 日が暮れた この街並に 呆然と僕は 立ち尽くしてるぼんやりと 眺めていた青写真が今はこの目に映らない 気付けばほら 憧れていた カケガエの無いモノを 見失ってるいつの間にか どこかの路地に置き忘れたのかな…まだ有る…

  • 流星群 – LADYBUG

    放射状に撒き上げて 七色くぐる君は僕を見付け手を振った 放課後「勘違いすんな… ただのクラスメイト」 正門までグランドを 横切る様に不意に思いついた振りで 君のもとへ「痛い目をみたいか? 多分無理だぞ」 今夜 近づくみたいよ流星群が 一緒に見に行かないかい? 走り出した僕の心は 転がり落ちる石ころの様さ流れ星の数だけ 願うのさ今年最初の奇跡が今 走りはじめた 君の色んな事を知りたいけどやっぱりなん…

  • ヌイグルミ – LADYBUG

    君が僕を見つけてくれて 笑顔でその手に渡った時から晴れだって 雨だって いつだって君を守り抜くと そう 決めたんだ それから いつでも 君の事 見上げて顔見れば 解るよ 君の考えてる事だって 少しほつれた 僕の事を 眺めて 悩んでる君の顔大切にしてくれるなら まだ僕は君を守れる 君の心が傷付いたら 代わりに僕が泣いてあげるよ夜だって 朝だって いつだって君を守り抜くと そう 決めたんだ それから …

  • REAL SONG – LADYBUG

    何にも見えなくて 暗闇の中 一人歩いてた遠くで声がする 忘れかけてた 光が射し込んだ どうして今は胸の中でしか 聞こえてこないのかな?悲しくはないから 辛くもないから 叶えて欲しい事が… もう一度君の 声が聞きたい 何度も眼を閉じるよ心の中で僕は微笑んで そっと耳に手をあてた 風が優しく包み込む様に 語りかけていたいつかはこの音すら恋しいなって 思うのかな? どうして今は夢の中でしか 聞こえてこな…

  • 雨男 – LADYBUG

    今日は楽しもうぜ体育祭 玉入れ 障害 騎馬戦クラスのメイトはハシャイデ すでにみんなお祭り騒ぎさだけどおいらは雨男 いつも雨雲を背負ってバケツ返した様な 雨降らす 結局はさすが雨男 レインマン… 今日からは修学旅行で 沖縄の海が待ってる準備は昨日で完璧 海パンもリュックに忍ばせただけどおいらは雨男 沖縄の海 荒れ放題誰かなんとかしてちょうだい 結局 泣けるぜ雨男 レインマン… いくらなんでもひどく…

  • キミノカケラ – LADYBUG

    サビついたベンチの砂を手で払って君が嫌そうに座った それを見て笑った あの頃の景色は 桜がキレイで君と何度も見上げた君を何度となく見た 今年もまた同じ場所に二人で行こうねそう言って君とはぐれたんだ いつの間に君を見失ってしまったんだろう夜空に浮かぶ月を見ながら思った振り返る度にキミノカケラを拾って行くどれほどに君を愛していたんだろう 突然君からのメールが届いたためらう余地もなかった それを見て黙っ…

  • いつか – LADYBUG

    西からのびた 陽射しを背に二つの長くのびる 影を追いかける無意味に両腕を 広げてみたりして無邪気なしぐさが 「ラララ」愛しくて アスファルトに映る手つなげばわざと体をそらし しゃがんだりもして今すぐにどうなるって 訳じゃないけれどそう想える今も 大切なんだろう この先 いつか(いつか) 僕が(君を) 好きになってとかこの先 いつか(いつか) 君が(僕を) 好きになってとかこの先 どんな(どんな) …

  • 五月雨 – LADYBUG

    前ぶれも無いこの事実に 薄情な五月雨が心を削るうつむく僕にサエズリも無く 窓ガラスの僕の腕 胸を伝ってく 泪も枯れるそんな僕に 憂鬱な五月雨が心までも枯らす上手く笑えない鏡の前 ただ君の温もりを思い出してる 平気ならば声が聞きたい もう無理ならば ここで終わろう 五月雨が僕に打ち付ける 思いを断つ様に打ち付ける「伝えたい事があるんだ」それすら僕は食い止めた あとどのくらい この僕に 許せない事情が…

  • 夜行列車 – LADYBUG

    列車に飛び乗って 身体になじんだバッグを横に置き 窓の外を眺める改札口まで僕を見送る 家族や友達の姿が霞んでゆく そりゃ一人だと不安だし 弱音も吐くだろうでも後悔してる なんて言わない星空を見ながら そうつぶやいた 夢と希望を乗せた 夜行列車が今この街を遠ざける ゆれる僕を乗せてこの月明かりの様に 暗やみ照らし進んで行くんだ描いた未来は きっとその先にあるから 明るい陽射しで ふと目を開けたら窓に…

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