La’cryma Christi
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Sweet Suicide – Lacryma Christi
この身体の牢から離れ 今 鳥になりたい真四角な空見つめ眠るよ このベッドに埋もれながらね無表情な傷に疲れ 瞳を閉じた 秋の風がすすり泣きだす 朝 丘に登るよ数え切れない鳥が飛び立つ この絶望の崖向かって白い海を見下ろしてる花びら揺れていた もし僕がここで死んでも世界はまるで変わらない深く生きてさえいれば この世界きっと変わるさため息混じりの嘘だけ汚れてる靴見た いつからだろう 裸のまま もがきなが…
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未来航路 – Lacryma Christi
そよぐ風にもたれてる 君の肩抱きしめてた「愛してる」って言われたら 心まで 溶ろけそうさ 夏をはこぶ この季節の夜風あびて思い出した 君と二人 手をつないで並木道を抜けて 抜けて 抜けて公園まで つづく 足跡 振り返ると 過去の僕が 見つめていた「こんな時代 男女の恋は 芝居だって皆すぐに 他人のふりをするよ」でも人は変われる 大切な人と出会えたら そよぐ風にもたれてる 君の肩抱きしめてた「愛して…
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CHELSEA HOTEL – Lacryma Christi
渇いたのどの奥に 弾みのある感情everybody so 叫べ Rock’n roll魂に火をつけて 破裂する mystery guysわき上がる輝きと every night every night ギラギラ輝く稲妻を抱きながら今は君が感じるままにふるまってジリジリ焦げゆく太陽すら飲み込みスリルに似た嘆きも笑い飛ばして Going down 孤独などはまぼろし 悲しみすらはがして f…
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Magic Theatre – Lacryma Christi
赤い空が海と混ざり合う 音も無く時の隔たりを超えてゆくよ今指が増えてゆきそうなこんな夜は進化の風を浴びて微笑むのさ 黒い花が咲き乱れてゆく 枯れながら青いダイヤの砂は流れて舞う静かに膨れ上がる胸を見てるやたら重い角膜こじ開けては 凄まじく世界が震え 空と海が弾けた無限に息が詰まりそうな感覚に襲われて僕は流されてゆく淡い万華鏡の過去は抜け殻に変わり果て新しい世界に僕の体委ね 見送る四角すぎる病室 産…
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Cry Sour Grape – Lacryma Christi
真夜中の受話器越し 君の部屋で音がしたんだ数年前の僕なら やけにヒスな子犬の様に 道徳(モラル)を盾にして 君を悟すのだろう 胸の奥で拡がる LEMONの様な失恋の過去体中の傷口に 染みるそんな夜もあったね 「人はどうせ1人の生き物なんです」と永遠だなんて フィクション話さ 傷ついて 傷つけて 人はね 大人なるよ すべて受け止めて解った愛したり 愛されて 世界の表と裏で “幸せ”って意味を探してゆ…
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Warm Snow – Lacryma Christi
泳いでいた体の芯から冬の川をくつろぐ一時 コンタクトレンズの三日月が出ている頃白いサソリが月に染まり輝いてた向こう岸まで 背に乗せて 連れて行ってよ目を潤ませてる かぼそい声 泣き出しそう 暗く重い空が割れて 雪がこぼれ始めだす 肩をすくめてた 怯えた目の サソリを乗せて君を信じ 涙を 信じて 暗く重い空が割れて 雪がこぼれはじめだす 肩をすくめてた蒼い毒のハーモニカ 骨の中を奏でてゆく 沈んでゆ…
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Breaking – Lacryma Christi
旅立ちはいつも Night and day風向きが変わり Light and shade5秒後の未来 Can’t you feel?神々たちの果て 君呼んでる声 いたずらに流れゆく時の中(Hey, can’t you see?) Everybody confusion闇に隠した 涙を知る(Hello, baby catch the sun)Do you wanna Rock…
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月の瞼 – Lacryma Christi
25時の眠らない街でアスファルトに足音を刻む「もしよければ」似顔絵の画家が描きだした君の顔は 好きじゃないよ 欲望の散らばった現代社会(システム)に忙しく 仮面だけつけかえる本当の自分の顔だなんて誰も知らない 泣きたくなる そんな日もあるさ車に乗り YOKOHAMA へ行こう 渋滞の街を そっと抜け出して絡ませた指と指 伝え合うそれだけで何か空気 変わるのさ青い光 感じだすよ 月が落ちて 海の水が…
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Lhasa(unplugged) – Lacryma Christi
さよなら 降り出した雨が こころ濡らすさよなら 君の想い出が 僕に溶ける 悲しみの涙を胸に抱いた 夜霧の様な人の群れが君のナキガラを見守って 沈む さよなら 降り出した雨が こころ濡らすさよなら 君の想い出が 僕に溶ける 誰でも生まれたり朽ちる時は 一人きりの砂漠を歩くほら 風もないのに 足跡 揺れて消されてゆく だけど 君の細い指紋のなか 世界中の貝殻僕の声と混ざり 広い空へ浮かぶよ もう泣かな…
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THE SCENT – Lacryma Christi
北へ向かう 船の窓辺にもたれて海を見続けていたすり抜けて行く 鉛色の空だけがこの BAR を見送って どこまで行ければ 温もりに逢えるわずかな香りは 静かに想い出を語る はじめて過ごした朝が 白夜の鳥カゴの中で廻り続けているよあなたの仕草が見たい 揺らめく声と共に泣く吐息を感じて 微かなため息 記憶の中からあなたの香りを 静かに探し求めてた はじめて過ごした朝が 白夜の鳥カゴの中で廻り続けているよ…